ナタリー・ポートマンが語るパリ生活&フランス愛





ナタリー・ポートマンはイスラエルに生まれ、幼いころアメリカに移住した女優ですが、フランス人にとってなんとなく愛着があるのは、もちろんリュック・ベッソンの代表作『レオン』で演じたマチルダ役のイメージかもしれません。

ジャン・レノと共演したころ12歳だった少女はすっかり大人になり、その後も順調にキャリアを積んできましたが、そのなかでも、アカデミー賞主演女優賞を受賞した『ブラック・スワン』での気迫に満ちた、痛々しいまでの熱演は本当にすばらしかったですね!

そして2010年からはディオールのフレグランス「Miss Dior」のミューズでもあります。数日前に発表された新CMでは結婚式から逃げ出す花嫁を演じているようです。




その彼女、『ブラック・スワン』でバレエの振付を担当し、かつ、自ら出演もしたフランス人のダンサー・振付師バンジャマン・ミルピエと2012年に結婚、一児の母でもあります。バンジャマンが昨年11月にパリ・オペラ座バレエ団芸術監督に就任したのに伴い、家族でパリに移り住みました。新しいパリでの生活についてマダム・フィガロ誌のインタビューに、彼女はこう語っています。
「パリで暮らすことを夢見ない人がいるでしょうか?日々、パリの街の美しさに感激しています。街のいたるところに芸術と文化が息づいています。」
「生まれたときからフランスとは縁があったのかもしれません。フランス文化を愛していた父はジルベール・ベコーのシャンソン『Nathalie』から私の名前をつけました。私が最初に出演した映画の監督がフランス人(もちろんリュック・ベッソン)だったのも偶然ではありません。それからフランス語を学び始め、パリにもよく来るようになりました。今回も、またフランス語のレッスンを再開しています。」
「パリジェンヌというのはとても興味深い、スペシャルな存在です。学ぶべきところが多いので、いつも観察しています。短パンやジャージ、ビーチサンダルで歩くパリジェンヌには未だかつて出会ったことがありません。子供たちですらシックですよね。」

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