16区の閑静な住宅街にあるマルモッタン美術館は、印象派の巨匠モネの作品を多く所蔵していることで有名です。駅から公園を抜けると見えてくるこの建物は、元々狩猟用の別荘として使われていたもの。のちに、美術収集家ポール・マルモッタンによりコレクションと邸宅が寄贈され、1934年に美術館としてオープンしました。
中に入ると、シャンデリアやランプなど、当時の調度品で飾られた部屋にモネの作品が展示され、豪邸に招かれたような気分。扉やソファーの控えめな色もモネの作品にマッチしていて、落ち着いた気持ちで作品を鑑賞することができます。「印象派」の名前の由来となったモネの代表作「印象、日の出」や「ルーアンの大聖堂」は必見。1つのトーンの中に様々な色を感じることができ、じっくり鑑賞したい作品です。また睡蓮や太鼓橋など、ジベルニーの庭を描いた作品も多く展示されているので、モネの庭を訪れたような気分で作品を鑑賞するのも楽しいでしょう。
0階奥(フランス式)にはブティックがあり、ポストカードやモネに関するアート本、グッズが揃っています。中には睡蓮をモチーフにしたノートやバッグもあり、睡蓮ファンの方へのおみやげ選びにもぴったりです。パリの中心からは少し離れていますが、モネの世界に浸りたい方におすすめの美術館です。
INFORMATION
- Musée Marmottan Monet
住所 →パリの地区マップ2 rue Louis-Boilly 75016 (地区: )
TEL
01 44 96 50 33
最寄り駅 →メトロ路線図
La Muette 9番線 徒歩6分
開館日
火〜日 11:00〜18:00(木〜21:00)
休館日
月、1/1、5/1、12/25
料金
12€、7〜17歳 8.5€、6歳以下無料
パリ・ミュージアム・パス
利用OK
→https://www.marmottan.fr/en/