1889年にパリで行われた第4回万国博覧会のために、当時の最先端技術を駆使してギュスターヴ・エッフェルにより建設された「鉄の貴婦人」エッフェル塔。万博終了後、解体の危機もまぬがれて、今では年間700万人近い人が訪れる、パリを象徴するモニュメントとなりました。
高層ビルがほとんどないパリ市内で、エッフェル塔(高さ324m)からの眺めは格別。内部は1階(57m)、2階(115m)、最上階(276m)に分かれています。
● ビジターガイド(英語)PDFのダウンロードはこちらから
年中無休で、かつ、朝から夜遅くまでオープンしているのも特徴。夜にはイルミネーションで黄金に輝きます。特に、日没後、毎時ちょうどから5分間、2万個の電球が一斉にキラキラと輝くエッフェル塔の姿は必見の美しさです。
エッフェル塔の姿を外から眺めるベストスポットは、まず、セーヌ川を渡った対岸にあるシャイヨ宮。(最寄りメトロはトロカデロ Trocadéro 駅)
それから、エッフェル塔の後ろに広がるシャン・ド・マルス公園(Avenue Joseph Bouvardあたり)です。
[見学のヒント]
● チケット事前購入のススメ
エッフェル塔はパリで最も訪れる人の多いモニュメントの一つ。一年を通してとても混雑しています。チケット売場とエレベーター入口の2回行列に並ぶと、上に上がるまでにかなりの待ち時間となります。これを避けるため、公式サイトで事前にチケットを購入しておくと便利です。その場で印刷できるe-ticketです。:チケット購入ページ(英語)
ただし購入時に、見学開始時間(9:30、10:00、10:30…などの30分おき)を選択する必要があります。あっという間に日時の選択肢がなくなるため、できるだけ早めの購入をオススメします。
● 階段は…疲れますが、楽しいのは確か。
エッフェル塔の2階までは階段でも上れます。料金が安く、待ち時間も少ないですが、段数は704段。体力に自信がない人、高いところが怖い方は素直にエレベーターを選びましょう。でも、鉄骨の間を抜けて登ると、エッフェル塔をより身近に感じられそうです。
● スリに注意
パリ有数の観光スポットであるエッフェル塔周辺には、当然のごとくスリが待ちかまえているので、要注意です。(スリの傾向と対策についてはこのページをチェック)また、最寄り駅であるメトロ6番線Bir Hakeim駅のホームにもスリがうろついていることが多いので気をつけましょう。
● エッフェル塔での食事
パリを一望しながらの食事は、良い思い出になりそう。各レストランのホームページ(英語)はこちら。オンライン予約も可能です。
INFORMATION
- Tour Eiffel
住所 →パリの地区マップTour Eiffel (地区: )
TEL
08 92 70 12 39
最寄り駅 →メトロ路線図
Bir-hakeim 6番線 徒歩9分、Trocadéro 6,9番線 徒歩15分
開館日
10月中旬~11月初旬 エレベーター・階段ともに:9:30~23:45、それ以外の期間 エレベーター:9:30~23:45 / 階段:9:30~18:30 →詳細は下記参照
休館日
年中無休
料金
最上階まで:大人25.5€、12~24歳12.7€、4~11歳6.4€、3歳以下無料 →詳細は下記参照
パリ・ミュージアム・パス
利用不可
→https://www.toureiffel.paris/jp
[ 開館時間の詳細 ]
エレベーター
階段
10月中旬〜11月初旬
9:30~23:45
(最上階行き最終は23:00)
9:30~23:45
最終アクセス:22:00
それ以外の期間
9:30~23:45
(最上階行き最終は22:30)
9:30~18:30
最終アクセス:18:00
[ 料金の詳細 ]
25歳以上
12〜24歳
4〜11歳
エレベーター
(2階まで)
16.3€
8.1€
4.1€
エレベーター
(最上階まで)
25.5€
12.7€
6.4€
階段利用
(2階まで)
10.2€
5.1€
2.5€
階段+エレベーター
(2階まで階段、2階〜最上階はエレベーター)
19.4€
9.7€
4.9€