パリとフランスの旅行・観光・美術館・イベント
ここ10年ほどで、パリジャン・パリジェンヌの「オーガニック志向」は高まるばかりですが、その「Bio ビオ(オーガニック)」がまだまだマイナーな存在だった1989年に誕生した先駆け的存在のマルシェが、このラスパイユのビオ・…
今では「北マレ」と呼ばれ、おしゃれなブティックが立ち並ぶこのカルチエにマルシェが建設されたのは1615年のこと。ここはパリに現存するなかで、一番古いマルシェです。「赤い子供の市場」というその名は、かつてこの地にあった孤児…
フランス語の「シャンソン chanson」は英語の「song」同様、「歌」というニュートラルな意味の単語ですが、日本での「シャンソン」は特別な意味のある言葉ですね。一般的に、1960年くらい以前に流行したフランスの歌謡曲…
在りし日のセルジュ・ゲンズブールがジェーン・バーキンと暮らし、3人の娘たち(ケイト・バリー、シャルロット・ゲンズブール、ルー・ドワイヨン)が育った家が、今もパリ市内に残っています。現在の所有者は、娘のシャルロット。 19…
サンジェルマン・デプレ教会から少し南に下がった場所、美しい噴水のある大きな広場に、サン・シュルピス教会がそびえています。 17世紀に建設が始まり、完成したのは19世紀。左右の大きな塔が特徴的な教会です。内部には18世紀の…
第12回ニュイ・ブランシュ(白夜イベント)が今年も10月5日(土)の夜から翌6日(日)の朝にかけて開催されます。夜通し開館している美術館やモニュメントのほか、パリの街を舞台にさまざまなアーティストたちが手がけたインスタレ…
現在修復のため閉鎖中 セーヌ川に浮かぶシテ島に、中世の昔からパリの移り変わりを見守ってきたノートルダム大聖堂があります。1163年に工事が始まり、1345年に完成したこのローマ・カトリック教会の聖地は、21世紀の今も世界…
チュイルリー公園、オペラ・ガルニエ、マドレーヌ広場、コンコルド広場というパリの名所に囲まれた場所にあるヴァンドーム広場は、1686年建設されました。時代の流れにしたがって広場の名前は移り変わり、ヴァンドーム広場という名前…
パリで一番大きな広場、コンコルド広場。1772年の完成当時は中央にルイ15世の騎馬像が置かれ、名前も「ルイ15世広場」と呼ばれていました。その後、フランス革命が始まると、その名は「革命広場」に改められました。ギロチンの設…
サンジェルマン・デプレとカルチエ・ラタンをつなぐようにパリ左岸の中心に広がる22万4500㎡のこの公園は、建物が密集するパリの中で、まさにパリジャンのオアシス、憩いの場となっています。この公園はもともと、17世紀に建てら…
バスティーユ広場近くのアルスナル港から、ラ・ヴィレット貯水池まで続く全長4.55kmの運河、サン・マルタン運河は、パリに飲料水を導くために1825年開通しました。現在はレジャー用として使われ、また、河岸は気持ちの良い散歩…
セーヌ川に浮かぶシテ島には、ノートル・ダム大聖堂とサント・シャペルという2つの観光スポットがありますが、ついでにぜひ訪れてほしいのが、花と鳥の市場です。メトロのシテ駅を出て振り返ると、すぐ後ろに、1900年代に建てられた…
黄金のドームが美しいアンヴァリッドは、ルイ14世の命で傷病兵を看護する施設として17世紀に建設されました。この中に設置された軍事博物館には、古代から現代までの武器や軍事品を鑑賞できる展示スペースや、庭の大砲コレクション、…
パリ市立美術館のあるプチ・パレの正面に、グラン・パレがあります。この2つの建物はどちらも、1900年に開催されたパリ万博万国博覧会のために建てられました。 この建物の見どころは何と言っても、鉄とガラスで覆われた大きな屋根…
1825年に作られたモンマルトル墓地は、パリ市内にある4大墓地のひとつ。モンマルトルの丘の上にあるため、起伏に富んだ墓地です。フランスの墓地にはおどろおどろしさがなく、緑の多い公園のような趣き。お参りだけでなく、ただ散歩…
パリで最も有名な広場のひとつが、このバスティーユ広場。ここにあった牢獄をパリの民衆が襲撃した1789年7月14日がフランス革命の始まりとなり、この日は現在もフランスの革命記念日として祝日となっています。 この大きな広場を…
フランスの首都であるパリ市の市庁舎(Hôtel de Ville)は、14世紀に現在の場所に建設されました。同名のメトロ駅を出てすぐの場所にそびえる現在の美しい建物は、19世紀末のパリ・コミューンで骨組みだけになった後、…