フランス旅行も2度め、3度めになると、パリだけでなく郊外や地方まで足をのばしたくなりますね。パリを中心にして鉄道のネットワークも発達していますが、電車で簡単にアクセスできる都市以外にも、実は魅力的な場所がいっぱい。今まで…
パリとフランスの旅行・観光・美術館・イベント
農業大国でもあるフランスが世界に誇る、年に一度のイベント、国際農業見本市が今年も2月22日に開幕します。今年で51回め。やはり人気は家畜や愛玩動物たち(牛、馬、ロバ、山羊、羊、ウサギ、豚、犬など合計4000頭以上)が一堂…
エッフェル塔にほど近いセーヌ川沿いにあるパリ日本文化会館で、2月25日から3月1日まで「パリ×京都 京友禅の未来」というイベントが開催されます。 京友禅協同組合連合会が2013年春に服飾意匠図案コンクールとしてフランスで…
20世紀を代表する偉大な写真家、アンリ=カルティエ・ブレッソン。没後10周年を記念して(10年前までご存命だったことにもびっくりしつつ)ヨーロッパでは初めての大規模な回顧展が2月12日からポンピドゥー・センターで始まりま…
1899年ハンガリーに生まれ、25歳でパリに来て以来、パリを拠点とした写真家ブラッサイ。彼の作品には、外国人として、外国人にしか抱くことのできないパリへの愛に満ちています。 ヘンリー・ミラーやジャック・プレヴェールと共に…
1847年創業、フランスの伝統とエレガンスを体現するメゾンとして世界に君臨するカルティエの展覧会がグラン・パレ美術館で始まりました。創業当初から貫かれているクラシシズム(古典主義)へのこだわりや、強度があるのに比較的柔ら…
マドレーヌ広場からコンコルド広場にのびるロワイヤル通りには、「王家の通り」というその名にふさわしく高級宝飾店が軒を連ねます。この通りの25番地に、これまた「王家」の名のついた小さなパッサージュの入口があります。18世紀に…
ベル・エポックを生きたおしゃれなパリジェンヌのワードローブを覗ける、そんな心ときめく展覧会がマレ地区のカルナヴァレ美術館で始まりました。ヴァンドーム広場21番地にあったクチュールのメゾン、シェリュイで1912年から192…
大規模な改修工事を経て2014年10月25日に再オープンするピカソ美術館。「サレ館」と呼ばれる17世紀に建てられた美しい建物に、5000点ものピカソの名作(絵画、デッサン、版画、彫刻など)が集められた、一人のアーティスト…
建築家シャルル・ガルニエの設計で1875年に落成したオペラ座(歌劇場)、オペラ・ガルニエ。ネオ・バロック様式の華やかな建築で、まさにパリを代表するモニュメントのひとつです。このオペラ座を頂点に、ルーヴル美術館に向かって延…
ナポレオン3世がパリの街を大改造していた時代の1855年に建設されたサン・ミッシェル広場は、その5年後に設置された大きなサン・ミッシェルの噴水とともに、まさにカルチエ・ラタンのシンボル的存在です。パリジャンの左岸の待ち合…
オペラ・ガルニエとコンコルド広場の間、まさにパリの中心に立つマドレーヌ寺院。フランス革命以前に建設が始まったものの、歴史に翻弄され、目的を変えながらも19世紀に完成しました。コリント式の柱が52本立つその姿は古代ギリシャ…
ここ10年ほどで、パリジャン・パリジェンヌの「オーガニック志向」は高まるばかりですが、その「Bio ビオ(オーガニック)」がまだまだマイナーな存在だった1989年に誕生した先駆け的存在のマルシェが、このラスパイユのビオ・…
今では「北マレ」と呼ばれ、おしゃれなブティックが立ち並ぶこのカルチエにマルシェが建設されたのは1615年のこと。ここはパリに現存するなかで、一番古いマルシェです。「赤い子供の市場」というその名は、かつてこの地にあった孤児…
フランス語の「シャンソン chanson」は英語の「song」同様、「歌」というニュートラルな意味の単語ですが、日本での「シャンソン」は特別な意味のある言葉ですね。一般的に、1960年くらい以前に流行したフランスの歌謡曲…
在りし日のセルジュ・ゲンズブールがジェーン・バーキンと暮らし、3人の娘たち(ケイト・バリー、シャルロット・ゲンズブール、ルー・ドワイヨン)が育った家が、今もパリ市内に残っています。現在の所有者は、娘のシャルロット。 19…
サンジェルマン・デプレ教会から少し南に下がった場所、美しい噴水のある大きな広場に、サン・シュルピス教会がそびえています。 17世紀に建設が始まり、完成したのは19世紀。左右の大きな塔が特徴的な教会です。内部には18世紀の…
第12回ニュイ・ブランシュ(白夜イベント)が今年も10月5日(土)の夜から翌6日(日)の朝にかけて開催されます。夜通し開館している美術館やモニュメントのほか、パリの街を舞台にさまざまなアーティストたちが手がけたインスタレ…