カルナヴァレ-パリ市歴史博物館は、マレ地区の中心に1880年開館した、最古のパリ市立博物館です。カルナヴァレ邸とル・ペルティエ・ドゥ・サン・ファルジョー邸という2つのお屋敷をつなげたスペースで、その建築自体が450年以上もの歴史を誇ります。
絵画、彫刻、模型、看板、デッサン、版画、ポスター、貨幣、歴史的なオブジェ、写真、家具など合わせて63万点近いアイテムを所蔵し、先史時代からローマ時代、中世、フランス革命、ナポレオンの時代、オスマンの都市計画の時代などから現代までの長い長いパリの歴史を学ぶことができます。
10年ほど前に訪れた際は少し古びたなという印象でしたが、2016年から4年間にわたって大規模な改修工事が行われ、ついに2021年5月30日、リニューアルオープンし、とても気持ちの良い、そしてこれまで以上に充実した博物館となりました。
先史時代/古代/中世〜16世紀初め/16世紀中頃〜17世紀/18世紀/19世紀/20世紀〜現代に分かれ、その所蔵品のバラエティの豊かさにとにかく驚かされます。
マルセル・プルーストの寝室や、サラ・ベルナールのサロン、20世紀初めにパリに存在した宝石店など、歴史あるアパルトマンや店舗の内装を移築したコーナーも多く、まさにその時代の空気感を感じられる展示になっています。とにかく見どころ満載なのでじっくり見学したら半日はかかるかも。心して訪れましょう。
パリにあったさまざまな商店の看板たち
薬屋さんのファサード
パリの標識、今と昔
パリ市庁舎の模型
地下にも展示室が
リュインの階段
リュイン邸というお屋敷が1868年に解体される際、18世紀の美しい階段と絵画のセットは無事保存され、今もカルナヴァレ美術館で見学者たちを迎えています。
ナポレオン・ボナパルト
ベル・エポックのモンマルトル
サラ・ベルナールのサロン
20世紀初めにパリに存在した宝石店Fouquetの内装。アール・ヌーヴォーを代表する画家アルフォンス・ミュシャが手がけました。
マルセル・プルーストの寝室
INFORMATION
カルナヴァレ美術館/カルナヴァレ-パリ歴史博物館 - Musée Carnavalet
住所 →パリの地区マップ23 rue de Sévigné 75003 (地区:マレ )
TEL
01 44 59 58 58
最寄り駅 →メトロ路線図
Saint-Paul 1番線 徒歩3分
開館日
火〜日 10:00〜18:00
休館日
月、1/1、5/1、12/25
料金
無料(企画展は有料)
パリ・ミュージアム・パス
利用不可
→http://carnavalet.paris.fr/en