〈モネ – ミッチェル展〉2人の芸術家の時を超えた対話


モネ – ミッチェル展
Monet – Mitchell
2022年10月5日(水)〜2023年2月27日(月)

言わずと知れた印象派の巨匠クロード・モネと、アメリカの抽象表現主義を代表する女性アーティスト、ジョアン・ミッチェル、2人の作品の対話をテーマにした展覧会がルイ・ヴィトン財団美術館で始まりました。

1925年シカゴで生まれたミッチェルは、1950年代にフランスへ活動の場を移しました。このとき住んだのが、セーヌ川沿いのヴェトゥイユという町。ジヴェルニーに引っ越す前のモネがかつて住んでいた場所でもあり、モネが描いたのと同じ地方の風景を、ミッチェルも彼女なりのアプローチで描き続けます。

実は、モネが晩年描いた「睡蓮」は、1950年代のアメリカで抽象表現主義の先駆けだと再評価を受けていました。ミッチェル自身も、「モネの晩年の作品が好き」と語りました。

ミッチェルはモネが亡くなる1年前に生まれたので、現実には交流することは叶わなかったわけですが、2人の作品を対峙させることで、時を超えた対話を実現させた、素晴らしい展覧会です。

同時に開催されているジョアン・ミッチェルの回顧展も必見。





INFORMATION

モネ - ミッチェル展 / Monet - Mitchell

場所
ルイ・ヴィトン財団美術館
期間
2022年10月5日-2023年2月27日
開館日
月、水、木 11:00-20:00、金 11:00-21:00、土、日 10:00-20:00
休館日

住所パリの地区マップ
8 Avenue du Mahatma Gandhi 75116
最寄り駅メトロ路線図
Les Sablons 1番線
料金
16€、25歳以下10€、17歳以下5€、2歳以下無料
パリ・ミュージアム・パス

https://www.fondationlouisvuitton.fr/en/events/claude-monet-joan-mitchell 


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