8月30日から10月18日まで、パリ左岸のデパート、ル・ボン・マルシェで開催されている日本をテーマにした展覧会、「Le Japon Rive Gauche ル・ジャポン・リヴ・ゴーシュ」に行ってきました。あまり期待もせずに、メイン会場である本館の2階に行ってみて正直びっくり。広々としたスペースに、モード、ビューティー、デザイン、エピスリー、カルチャーなどさまざまな分野のメイド・イン・ジャパンが一堂に会するかなり本格的なイベントでした。
ボン・マルシェがセレクトしたアパレルブランドや雑貨、食器、文房具などのほか、パリで活躍するヘアアーティストMassatoのヘアサロンや、東京のビューティーサロンukaのネイルサロンなどのブース、さらにはプリクラ（10€…高い…）まであります。「フランス人がイメージする日本」でありつつも、「今の本当の日本」をちゃんと反映しているセレクトに、好感が持てました。東急ハンズやBEAMSなんて名前を見かけるたび、日本へのノスタルジーが湧いてきちゃいました…
さらに、この展覧会の目玉の一つが、ベネッセが瀬戸内海に浮かぶ直島で展開している芸術振興活動「ベネッセアートサイト直島」の紹介展示。展示室の床に大きな直島の模型が横たわり、フランスでも有名な建築家・安藤忠雄の設計した直島のさまざまな建築の模型が配置されています。その上の大きなスクリーンには、瀬戸内海と直島の美しい風景とともに「ベネッセアートサイト直島」を紹介する7分のビデオが繰り返し上映されています。
どのアイテムも日本で買うより割高なので、日本からの旅行者の方にお買い物はオススメしませんが、ボン・マルシェが「日本」をテーマにどんなものをセレクトしたのかを確認するだけでも行ってみる価値アリですよ。ボン・マルシェでのショッピングのついでに、ぜひ足を運んでみてください。
Le Japon Rive Gauche
8月30日～10月18日まで、ル・ボン・マルシェ本館2階にて開催
Le Bon Marché
住所：24 rue de Sèvres 75007
営業：月～土 10:00～20:00（木・金は～21:00）