今年も革命記念日の7月14日（14 juillet / キャトーズ・ジュイエ）が近づいてきました。今年は金曜日。祝日のこの日は、毎年恒例のさまざまなイベントが行われます。運良く7月14日にパリにいる方はぜひ、お祭り気分を味わってくださいね。
★ 軍事パレード Défilé des troupes militaires ★
朝10時、大統領を乗せた戦車を皮切りに、陸軍士官学校や海軍兵学校の生徒、陸海空軍の部隊、消防士たちがシャンゼリゼ通りからコンコルド広場までをパレードする恒例イベント。終了は12時ごろ。10時35分くらいからはシャンゼリゼ上空で戦闘機のデモ飛行も行われます。今年はマクロン新大統領が初めてパレードに参加することもあり、ひと目見ようと集まる人々でシャンゼリゼは大賑わいになりそうです。
【注意点など】
●この日は早朝から見学の場所取りをする人がシャンゼリゼ通りに集まり、パレードの最中は非常に混み合います。スリなどが出没する可能性もあるので、パレードを見学するつもりがない場合はこの日のシャンゼリゼ観光は避けるのがベター。凱旋門も午前中は休館しています。
●この軍事パレードはフランスのテレビでも中継されています。（TF1＝1チャンネルとFrance 2＝2チャンネル）シャンゼリゼに行くよりも逆によく見えるので、ホテルの部屋でテレビ鑑賞するのもおすすめ。
●この日の午後はたくさんの制服姿の学生や兵士たちをパリの町中で見かけることができます。
★ コンサート Concert ★
エッフェル塔のふもと、シャン・ド・マルスで毎年行われるコンサート。今年もフランス国立管弦楽団の演奏によるクラシックコンサートです。時間は21:15〜22:45。無料。
★ 花火 Feu d’artifice ★
23時からは同じくシャン・ド・マルスで、35分間花火が打ち上げられます。パリが2024年五輪開催候補地のため、今年のテーマは「オリンピック」。メトロの駅周辺が非常に混雑するので早めに到着することをおすすめします。
昨年のエッフェル塔での花火の様子はこちら：