「モダンであること:パリのMoMA」展

© Paul Signac 『フェリックス・フェネオンの肖像』





ブローニュの森の中にあるアクリマタシオン公園の一角に2014年誕生したルイ・ヴィトン財団美術館。世界的に著名な建築家フランク・ゲーリーが設計を手がけた建物だけでも見ごたえのあるこの美術館でこの秋、とても魅力的な展覧会が開催されます!

その名も、「モダンであること:パリのMoMA」。現在、増築と改修のプロジェクトが進行中のニューヨーク近代美術館(MoMA)とのコラボレーションで、MoMAに所蔵されている作品の中から厳選した、モダンアート初期の作品から最新のコンテンポラリーアートまでの200点ものアート作品が展示されます。

ポール・セザンヌやグスタフ・クリムト、エドワード・ホッパー、ポール・シニャック、ルネ・マグリット、マルセル・デュシャン、草間 彌生などなどそうそうたる顔ぶれ。
MoMAの直線的な建築から、ルイ・ヴィトン財団美術館のより詩情豊かな建築へ舞台を移したことで、同じ作品でも与える印象が変わってきたりするかもしれません。
コンスタンティン・ブランクーシの『空間の鳥』やアンディ・ウォーホルの『キャンベルのスープ缶』(1962年)などフランス初公開となる作品もあり、まさに展覧会のタイトルのとおり、「MoMAがパリにやって来る!」貴重な機会をお見逃しなく!

ルイ・ヴィトン財団美術館へのアクセスは凱旋門から15分間隔で出ているシャトルバスが便利です。料金は2€。乗り場は、凱旋門のあるシャルル・ド・ゴール広場(Place de Charles de Gaulle)とフリードラン大通り(Avenue de Friedland)の角、メトロ出口近くです。






INFORMATION

「モダンであること:パリのMoMA」展 / Etre moderne : Le MOMA à Paris

場所
ルイ・ヴィトン財団美術館
期間
2017年10月11日〜2018年3月5日
開館日
月、水〜金 11:00〜20:00、土〜日 9:00〜21:00
休館日

住所パリの地区マップ
8 avenue du Mahatma Gandhi 75116
最寄り駅メトロ路線図
Les Sablons 1番線 徒歩10~15分
料金
14€、26歳以下10€、18歳以下5€、3歳以下無料
パリ・ミュージアム・パス

http://www.fondationlouisvuitton.fr/en/expositions/exposition-moma0.html
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