〈映画〉シンプルな情熱 2021年7月2日公開

2020年カンヌ国際映画祭の公式選出作品である『シンプルな情熱』が、7月2日(金)から日本で公開されました!

原作は作家アニー・エルノー自身が愛と性の赤裸々な体験を綴り衝撃を呼んだベストセラー小説。レバノン出身のダニエル・アービッド監督が女性ならではの視点で、原作のスピリットを繊細かつ大胆に映画化しました。カルチエ・ラタンの映画館、クリュニー中世美術館近くの公園や書店など、パリの美しい風景も登場します。

レティシア・ドッシュ演じる大学の文学教師エレーヌが、激しい恋に落ちる美しくミステリアスな年下の男性役はセルゲイ・ポルーニン。ウクライナ生まれで2010年に男性ダンサーとして史上最年少19歳という若さで英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルの座を獲得した後、人気絶頂の2012年に脱退し、ダンスはもちろん映画界やファッション界からも注目を集める異端児です。ダンサーとして鍛えぬいた美しい肉体をすべてさらけ出し、セクシーな魅力をスクリーンから放ちます。




© 2019L.FP.LesFilmsPelléas–Auvergne-Rhône-AlpesCinéma-Versusproduction

〜あらすじ〜
「去年の9月から何もせず、ある男性を待ち続けた」と追想するエレーヌ。パリの大学で文学を教える彼女は、仕事もしたし、友だちと映画館へも行った。だが、彼と抱き合う以外のことは現実感がなく、何の意味もなかったのだ。彼の名前はアレクサンドル、あるパーティで出会った、年下で既婚者のロシア人だ。友人のアニタからは「のめり込まないで。いずれロシアに帰るのよ」と忠告されていたが、エレーヌには今の恋を生きることが全てだった。
 アレクサンドルからの電話をひたすら待ちわびるエレーヌであったが、彼から「次にいつ会えるかわからない、3週間フランスを離れる」と告げられる。彼の不在に耐えられなくなったエレーヌは、息子とフィレンツェへの旅に出る。
そして、3週間後、アレクサンドルからの連絡を待つエレーヌのもとに、1本の電話が入るが…。

映画『シンプルな情熱』予告編

©©Magali Bragard / 2019L.FP.LesFilmsPelléas–Auvergne-Rhône-AlpesCinéma-Versusproduction




©Julien Roche / 2019L.FP.LesFilmsPelléas–Auvergne-Rhône-AlpesCinéma-Versusproduction

映画『シンプルな情熱』

公開日:2021年7月2日(金)〜
劇場:Bunkamuraル・シネマほか全国公開
原作:アニー・エルノー「シンプルな情熱」(ハヤカワ文庫/訳:堀茂樹)
監督:ダニエル・アービッド
出演:レティシア・ドッシュ『若い女』、セルゲイ・ポルーニン『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』、ルー=テモー・シオン、キャロリーヌ・デュセイ、グレゴワール・コラン
原題:Passion simple/フランス・ベルギー/フランス語・英語/2020/99 分/R18+/ヴィスタ/5・1ch/日本語字幕:古田由紀子/配給・宣伝:セテラ・インターナショナル/宣伝協力:テレザ
オフィシャルサイト:http://www.cetera.co.jp/passion/
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