パリ新聞社襲撃テロについて

1月7日午前11時頃、パリ11区にあるフランスの週刊誌『Charlie Hebdo シャルリー・エブド』の事務所が、銃を所持した覆面の二人組の男に襲われ、同誌のジャーナリストや風刺画を描いていたイラストレーター、警察官を含む12人が死亡し、ほかにも複数の被害者が出ています。犯人像は不明ですが、同誌は複数回にわたりイスラム教を巡る風刺画を掲載していること、覆面男たちが銃撃時に「預言者のかたきだ」と言った意味の言葉を発していることから、イスラムに関連している可能性が高いと見られています。現在のところ(フランス時間午後7時)、犯人たちは逃走中です。これを受けて、オランド大統領は「テロ行為である」と断言し、パリでのテロ攻撃への警戒をさらに強めると発表しました。



外務省の海外安全ホームページに「フランス:パリの雑誌社に対するテロ事件の発生に伴う注意喚起」が掲載されています。現在パリにいらっしゃる方、これから渡仏される方は、一度このページに目を通しておかれることをおすすめします。
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?id={%countrycd%}&infocode=2015C006

この事件に伴い、事務所の最寄りメトロである5番線Richard-Lenoir駅が閉鎖されていますが、それ以外の駅は通常通りの運行となっています。

公共の交通機関を利用される際や、デパートや観光地、マルシェなど大勢の人が集まる場所に行かれる際は、特に注意しましょう。

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