市町村議会選挙第一回投票が始まりました

新型コロナウイルスの感染者数の増加が止まらず、ついにレストランやカフェなど生活に不可欠ではない店舗・施設の閉鎖も決まったフランスですが、今日3月15日(日)は4年に一度の市町村議会選挙が行われる日。
フランスにおける新型コロナウイルスの状況はこのページで毎日更新しています。




外出を控えるべきこのタイミングで選挙が行われることに疑問を持ち、延期すべきではという声は少し前から挙がっていましたが、政府は「民主主義を守るために必要」と判断し、必要な感染予防策をとって決行されることになりました。

実際に投票に行ったフランス人によると、投票所に入る前と出る前に手洗いを義務づけ、署名は持参したペンで。身分証の確認は渡さずに見せるだけ、前後の人とは最低1mの距離をとる、という感じの厳戒態勢だったようです。

ただ、「今は選挙のためでさえも外出すべきでない」と声を挙げる医師たちもおり、「今回だけは選挙に行かない」という人も多い模様…正午の時点での投票率は18.38%。2014年に比べて5ポイント減となっています。選挙結果が判明するのは今日午後8時。最終的な投票率と、コロナウイルスに関する一連の問題が投票結果にどう影響するのか注目です。

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