2024年夏季オリンピック招致:パリのアピールポイントはこれ!

先日お伝えしたとおり、パリは2024年夏季オリンピック招致活動の真っ最中。2012年五輪の招致を逃した苦い経験を糧に、今度こそ!というパリ市のやる気を感じます。
もちろん招致に乗り気なのはパリ市だけではなく、国民の65%がパリ五輪開催を望んでいるという調査結果も出ています。



そんなパリが招致のためにアピールしているポイントをいくつか挙げましょう。

● 抑えた予算
大会運営予算の見積額は、62億ユーロ(約7700億円)で、2012年ソチ五輪のおよそ6分の1です。

● 多くの既存の施設をそのまま利用
パリとパリ郊外には、フランス・スタジアムやベルシーの多目的体育館、パルク・デ・プランス(サッカーチームPSGの本拠地)をはじめ、すでにたくさんのスポーツ施設が存在するので、新たに建設する施設は全体の4分の1で済みます。

● 歴史的なモニュメントも舞台に
エッフェル塔のふもと、シャン・ド・マルスはビーチバレー、ヴェルサイユ宮殿の庭園は馬術、グラン・パレはフェンシングの競技場として使われる予定です。まさにパリだからこそできる技!

ちなみに、パリはこれまでに1900年と1924年の2回オリンピックを開催しており、2024年に3回めの開催が決まれば、ちょうど100年ぶりということになります。1924年のメイン競技場は、パリの西郊外のコロンブ市にあるイヴ・デュ・マノワールというスタジアムでした。このスタジアムは現存し、2024年にはホッケー会場として利用できるようメインスタンドをリニューアルする予定となっています。

さて、パリはロサンゼルス、ローマ、ブダペストという強敵を破ることができるでしょうか?2024年の開催地が決まるのは2017年9月のIOC総会です。

PARIS2024 フェイスブック

Photo © PARIS2014


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