パリ・オリンピック雑記
2024年8月2日(金)
チュイルリー公園に設置された、聖火台をのせた気球は、昼間は地上に留まっていますが、夜になると空に浮かび上がります。その姿をひと目見ようと、夜9時ごろ、まずはルーヴル美術館近くのカルーゼル凱旋門のあたりへ。ちょうど凱旋門の下に、夕日に照らされた聖火台が見えました。
ルーヴルのガラスのピラミッドの前では、世界中から集まった人々が楽しそうに歩いていて、気持ちいい風が吹いて、最高の時間。
チュイルリー公園内、聖火台のあるあたりにはこの時間帯はアクセスできないので、カルーゼル凱旋門を超えて、チュイルリー公園に入る手前のところが、夜の聖火台を眺めるベストスポット。どんどん人が集まってきます。だんだん日が暮れていくのを眺めながら、とにかく待つ…通常10時ごろに空に浮かぶと聞いていたので9時から良い場所を陣取って待っていましたが風の影響でなかなか飛ばず…警察官に聞くと、風が強いため、23時以降に延期とのこと。諦めきれず、待つことに決めたのでした。
しかし、23時になっても浮かばず…警察官いわく、24時には浮かぶかも、とのこと…諦めるかどうか迷いながらも、写真を撮ったり隣の人とおしゃべりをしたりしながらなんとか待ち続け、やっと24時に。エッフェル塔がキラキラする5分間が終わり、結局今回もダメだった、さすがに帰るか…と思ったそのとき、気球が左右に揺れ、ゆっくりと空に上がっていきました。聖火が燃え続ける気球が真っ暗な夜空に浮かび上がるその姿はなんとも幻想的で神々しくて、長らく待った甲斐がありました!
パリ 2024
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