フランスの外出制限も3週目に入りました。まだまだ感染者数も死亡者数も増え続けていますが、いつかはこの長いトンネルから抜け出せると信じて、日々の小さな楽しみを見つけながらみんな頑張っています。
ずっと家にいると、1日3回の食事が普段以上に楽しみになり、ついつい食べすぎてしまって危険です…料理はもちろん、デザートやパンを手作りする人も増えたようで、数日前はスーパーの小麦粉売り場が空っぽになっていました。フランスは小麦粉をたくさん生産している国なので、不足するはずはないのですが、たくさんの人が突然、小麦粉をこねはじめたのか…と思うと、ちょっと不謹慎ですが笑ってしまいますね。
そんななか、フランスの有名シェフたちもSNSで簡単レシピをアップしてくれていまして、そのなかで「これはすぐにやってみよう!」と思ったのが、ご存知パティスリーの巨匠、ピエール・エルメさんがInstagramで紹介していたガトー・ショコラのレシピ!シンプルな材料をどんどん混ぜて焼くだけなのでハードルはかなり低い!というわけで、さっそく写真のとおり、作ってみました〜。見た目がイマイチなのは大目に見てくださいね(笑)
*ピエール・エルメ公式サイト
*ピエール・エルメ Instagram
ピエール・エルメさんのガトー・ショコラ
gâteau au chocolat mi-cuit de Pierre Hermé
- 無塩バター 250g(常温に)
- 砂糖 180g
- 卵 200g(3〜4個)
- 小麦粉 70g(ふるっておく)
- ブラックチョコレート 250g(溶かしておく)
以上の材料を上から順番に混ぜ、型に流し込み、180度のオーブンで30〜35分焼く。冷まして出来上がり!
*トリコロルのメモ
・型にはクッキングシートを敷くか、内側にバター(分量外)を薄く塗って小麦粉(分量外)を軽くまぶしておくかしてください。
・「mi-cuit(半生)」レシピなので中央はちょっととろっとしているくらいでOK。好みでもう少し焼いてもいいかもしれません。
・まだ温かいうちに型から出すと形が崩れるので注意。ただし美味しさは変わりません。
・フランスの大きなパウンドケーキ型サイズなので、量は多め。すべて半量にしてもいいかもしれません。その場合、無塩バター125g、砂糖90g、卵2個、小麦粉35g、ブラックチョコレート125g。量を減らすならパウンドケーキ型でなく丸い型を使うのもおすすめ。焼き時間は15〜18分くらいから様子を見て、好みの焼き加減にしてください。