12ヶ月のパリジェンヌ

2017年12月 パリ11区にて



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今年も最後のパリジェンヌとなりました。1年があっという間に過ぎてしまいますね・・・パリ在住のイラストレーターmarineさんから届いた12月のパリジェンヌは、パーティーシーズンにぴったりな華やかなコーディネートです。




パッと目をひくショッキングピンクのケープがこの着こなしの1番のポイント。シンプルにさらりと羽織っただけでドラマチックなスタイルになります。少しだけ見えるインのタートルネックやブーツのシルエットなど、細部にもこだわりを持ったおしゃれ上級者さん。ヘアはあまり凝らずに高い位置でのシニヨンでまとめているのがパリジェンヌらしく素敵。黒やグレーといった暗い色を選びがちなこの季節に、あえて挑戦してみたい美しい色合いのコーディネートです。

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2017年12月 オベルカンフにて



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12月に入ってさすがに本格的な寒さが訪れているパリ。朝晩の冷え込みだけでなく、日中でもさほど気温が上がらない日が続いています。ここにきて、1年の疲れもあってか体調を崩す人も多いようなので、これからパリに来る方は防寒対策と、万が一に備えてお薬も持って来ましょう。パリ在住のイラストレーターmarineさんから届いた12月のパリジェンヌは、寒さ対策万全のコーディネート。




冬のシーズンは着ぶくれになりがちですが、ゆったりシルエットのコートを選べば中に着込めておしゃれに防寒ができますね。インパクトある鮮やかなグリーンのコートを主役に、あとはポンポンがキュートなニット帽と襟元のマフラーでシンプルにまとめた着こなし。ロールアップしたデニムとブーツのバランスが絶妙で、足元をスッキリ見せて着ぶくれ感を和らげているところがおしゃれ上級者です。
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2017年11月 パリのメトロにて



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相変わらず手足が凍える寒い日が続くパリ。唇と手の乾燥がひどくなって、クリームをカバンに忍ばせる毎日です。パリ在住のイラストレーターmarineさんから届いた11月後半のパリジェンヌは、前半と同じくメトロで出会った女性。




パッと目を引くブルーのグラデーションが美しいコーディネート。ハンドバッグとパソコンカバー、そしてデニムとニュアンスの異なるブルーを重ねているのがとても上手。そして、グローブのグリーンや、袖をちらっと見せたグレー、首にさりげなくかけたカラフルなストールと、細やかな場所の色使いもおしゃれです。寒くなるとどうしてもダークカラーのコートを着込んでしまって、全体が暗く重い印象になるのですが、彼女のようにメインカラーとサブカラーを決めてグラーデションさせると華やかな印象になりますね。パリでは珍しい細身のフレアラインのパンツと高い位置で結ったポニーテールで、シュッとした縦長のシルエットを作っているのも参考にしたいポイントです。
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2017年11月 パリのメトロにて



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例年よりも気温が高めだった10月が終わり、11月に入ってからグンと朝晩の冷え込みが厳しくなりました。最高気温も10度ちょっと日が続き、ウールのストールが活躍してくれる季節になりました。パリ在住のイラストレーターmarineさんがメトロで出会った11月のパリジェンヌは、トレンチの着こなしがとても上手な女性。




秋のコーディネートに欠かせない定番中の定番、トレンチコートはウエストをキュッと結んで美しいフォルムに。クラシカルな雰囲気になりすぎないよう、足元にカラフルスニーカーを持ってくる絶妙な組み合わせがおしゃれ上級者のしるし。ラグビーボール型のバッグや大きなメガネなど、個性的なアイテムを取り入れて、定番のトレンチを自分流に見せているところが素敵ですね。

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2017年10月 レピュブリック広場にて



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10月もあっという間に半ばを過ぎました。いつもなら秋はあっという間に終わり、早々と冬のように冷え込み始める時期ですが、今年は珍しく20度近くまで気温が上がって秋晴れを楽しめる日が続いています。今回、パリ在住のイラストレーターmarineさんが紹介してくれるのは、パリのレピュブリック広場で出会ったワンちゃん連れのパリジェンヌ。まさにちょっと肌寒いかな、というくらいのこの時期に重宝する、軽めのアウターを素敵に着こなしていますね。




ツイード調のノーカラージャケットとシャツ、赤いニット、さらにシューズにピンクを持ってくる個性的な色合いがなんともかわいらしいコーディネート。こげ茶色のワンちゃんと茶系のバッグの色を合わせているのが微笑ましいですね。

10月にしては高めの気温、まだもう少し続くようですが、10月末以降は一気に気温が下がる可能性もあるので気をつけて。本格的な冬のアウターの出番は意外ともうすぐかもしれません。

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2017年10月 パリのメトロにて



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さて、10月になりました。今年も残すところあと2ヶ月。クリスマスまできっと、あっという間なんでしょうね。9月末は少し暑さがぶり返した日もありましたが、ほぼほぼ秋らしいお天気になりました。今回marineさんがパリのメトロで出会ったパリジェンヌは、パリでは意外と珍しいネイビーのブレザーをカジュアルにコーディネートしている彼女。これを見ているとダブルボタンのジャケットが欲しくなります。




ニットとバッグを赤にして、大胆だけれど素敵なカラーコーディネート。ニットのインにはストライプシャツを選んで襟元にすっきりとしたアクセントを。足元はレオパード柄のシューズを合わせる、かなり攻めた盛りだくさんの組み合わせですが、全体的に綺麗に、かといって真面目過ぎないまとめ方がとても上手です。

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2017年9月 パリのプールのエントランスにて



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9月に入って肌寒い日が続いていますが、もうこのままどんどん冬に近づいていくのね・・・という少しのもの寂しさも。とはいえ、アクティブなパリジェンヌは寒くなってもプールには通います!今回marineさんから届いたパリジェンヌは、パリの市民プールの入口で見かけた女性。ネイビーとボルドーの2色づかいがとても秋らしく目を引きます。




彼女の着こなしのいちばんのポイントは肩にかけたスカーフ。パリジェンヌは本当にスカーフづかいが上手ですよね。最近は、三角の部分を前に持って来て後ろで結ぶスタイルが主流ですが、後ろからかけて前で結ぶという、あえてクラシカルな結び方が新鮮です。カラフルなプリントで、シンプルなネイビーのコートが一気にチャーミングになります。コートのボタンを閉じて、まるでワンピースのような着方もフェミニンでかわいらしい。コート丈とタイツ、ショートブーツのバランスも完璧です。

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2017年9月 パリ11区にて



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さぁ9月、フランスでは新学期シーズンのはじまりです。今回、パリを拠点に活躍する日本人イラストレーターmarineさんから届いたパリジェンヌは、そんな新しい季節にぴったりのプレッピーなスタイル。シャツにニットの重ね着は、どんな時代でも愛される定番中の定番ですね。シックな黒やグレー、ベージュを好むパリジェンヌには珍しく、鮮やかなブルーと赤の色合いがとても新鮮に映ります。胸の「Zanzibar」のレタリングもユニーク。ボトムスはシンプルに濃いめブルーのスキニーデニムと黄色のダービー。

9月に入って曇り空の多い肌寒いお天気が続いているので、これぐらい着込んでも大丈夫。朝晩は冷え込むので、ストールやジャケットをプラスすると安心です。

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