2017年8月 パリ11区にて
© marine illustration
気温も低めのパッとしないお天気が続くパリ。日本からいらっしゃる方はちょっと肌寒く感じるかもしれません。8月後半は最高気温が30℃近くまで上がる日も予測されていますが、基本的には25℃前後を行ったり来たりする模様です。
前回に引き続き、日本人イラストレーターmarineさんがパリ11区で見かけた素敵なコーディネートのパリジェンヌがこちら。今のお天気では、こんな風にキャミソールだけで過ごすのはちょっと涼しすぎるのですが、せっかくの夏、こんなワンピを着こなしてみたい!という願いを込めてピックアップしてみました。
なんといっても、このコーディネートのポイントはチャーミングなカラフルスカート。それを引き立たせるべく、トップスはあえてシンプルなキャミソールを合わせ、シックにまとめています。キュッと結ったシニヨンは、これぞパリジェンヌ〜といったヘアスタイル。太陽が照る日はこんな着こなしが良いですね。でも、お出かけの際はカーディガンのような羽織ものをお忘れなく!
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2017年8月 パリ11区にて
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太陽がキラキラ降り注ぐ夏!という感じの天気がいまひとつ訪れないパリ・・・7月中頃は最高気温が30度を超える夏日もありましたが、それ以外は雲の多いぼんやりとしたお天気が続いています。暑い日本からいらっしゃる場合は特に、長袖のはおりものやストールがないと朝晩は寒いと感じられるかもしれません。
パリ在住の日本人イラストレーターmarineさんから届いた8月のパリジェンヌは、空模様がパッとしないからこそ、着る服は鮮やかな色合いで夏気分を楽しみたい!という感じのコーディネート。美しい若草色がパッと目を引きとても爽やかです。オフショルダーにフリルの袖、そしてショート丈のコンビネゾン(コンビショーツ)と、今年のトレンドをすべて抑えたアイテムをチョイス。オフショルダーのデコルテを綺麗に見せるために、あえてノーアクセサリーで。その代わりボリュームあるサンダルをアクセントにしているところがポイントです。
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2017年7月 東京にて
少し気温が低めだった7月前半を過ぎ、後半は最高気温が30度を超える夏日が続く予報。今回はバカンス編としてパリ在住の日本人イラストレーターmarineさんが東京で見かけた素敵な「Tokyoïte(トウキョイット=フランス語で東京に暮らす人のこと)」を紹介したいと思います。
ノースリーブで重たさを感じさせない黒いマキシ丈ワンピースと、白いトングサンダルでシンプルかつ涼しげな着こなし。そこにカラフルなスカーフをターバン風に合わせているのがツボですね。どことなく無国籍な雰囲気も漂わせて、アイテム数の少ない夏のコーディネートをおしゃれに仕上げています。
グレーや黒を好むパリジェンヌは多いですが、夏にブラックを取り入れている人は少ない印象。暑い夏に黒いワンピースというのは、日本人ならではのおしゃれテクニックかもしれませんね。
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2017年7月 パリ5区にて
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突然の猛暑が襲った6月後半を終え、7月は少し涼しめな気候でスタート。これは例年似たような感じでパリの7月前半は最高気温が30度を切る日が多めです。2011〜今年までの7月のパリの天気と服装をこちらでチェックしてみてください。そんな爽やかな日に真似したいパリジェンヌの着こなしがこちら。パリ在住の日本人イラストレーターmarineさんがピックアップしたのは、パリ左岸5区の展示会で見かけたパリジェンヌ。ストライプのシャツにボーイフレンドのデニムというメンズライクなコーディネートに、首元でキュッと結んだスカーフ使いがとてもシック!前髪の揃ったロングヘアと赤いリップ、そしてネイルで、あまり男前になりすぎない工夫も大切なポイント。足元はあえてフラットサンダルで、気負いなくおしゃれを楽しんでいる感じが伝わってきますね。
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2017年6月 シャトー・ドー通りにて
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たまに涼しめの日はあるものの、朝から晩まで半袖で過ごせるような初夏らしい天気が続いています。出かける前に日焼け止めクリームを塗って、帽子とサングラスが手放せなくなってきました。パリ在住の日本人イラストレーターmarineさんから届いた6月後半のパリジェンヌは、今の季節にぴったりな装い。とても薄い素材のイエローのトップスにピンクのロングスカートを合わせたパステルトーンのカラーコーディネートが涼しげ、かつラブリー!全体的には、帽子とトートバッグで、バカンス気分を先取りしたようなリラックスした雰囲気ですが、足元はサンダルではなくあえてスニーカーを合わせて、パリの街にも映える着こなし。パリジェンヌの定番、イタリアの「スペルガ」のスニーカーはゴールドをセレクトするところがオシャレ上級者ですね。
2017年6月 パリのフリーマーケットにて
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5月末からようやく初夏らしいお天気になりました。太陽がカッと照るとジリジリ焼き付けるような暑さになるのがとてもフランス的。本格的に日焼け対策が必要になってきました。基本的には半袖で過ごせるけれど、6月は例年、少し肌寒さがぶり返す傾向があるので、パリに来るときは長袖の羽織ものやサマーセーターをパッキングしておくと安心です。
素敵なイラストを届けてくれるmarineさんの6月前半のパリジェンヌは、ピンクのサマーニットが目を引くコーディネート。この季節にぴったりの小花柄のミニスカートにピンク色のオーバーサイズのトップスのバランス感が抜群。甘くなりすぎないよう、足元はレザーのレースアップシューズを合わせて引き締めることも忘れないのはさすが。頭の真横でラフに結んだポニーテールも個性的です。この季節のパリは、陽が当たると夏のように暑く、日陰や風が出るとぐんと涼しくなるので、着脱かんたんな大きめのサマーニットが活躍してくれそうです。