ちょっと楽しいフランスの国鉄駅

現在ナントに暮らしている私は、ガイドブックやサイトの取材で頻繁にパリを訪れるので、ナントとモンパルナスの駅はもはや勝手知ったる庭のような存在になりました(笑)。フランスの新幹線、TGVが発着するSNCF・フランス国鉄駅は日本の大きな駅と比べると古いし、ショップやレストランの数も少ないし・・・電車待ちの時間にお買い物をエンジョイ!という風には行かないのですが、それでも日本とちょっと違った面白いものが見つかります。



まずはスマホやタブレットを充電するためのコーナー(写真上)なのですが、こちらなんと自家発電。自転車のようにがむしゃらにペダルをこいで発電するシステムになっているので、充電したければ汗をかけ!というダイエッターにはうれしいマシーンです。いつも興味津々な(そして体力のある)子供たちが利用しているのですが、私も一度リールの駅でトライしてみましたよ。まぁ、しんどい。しかも充電スピードが遅い(涙)でもこれ、自宅にあったらダイエットを兼ねて頑張っちゃいそうです。

 

sncf2こちらは先日ツイッターでも紹介したスタンドピアノ。パリの国鉄駅だけでなくフランス各地の大きな駅に置いてあるようです。写真はナント駅のもの。この時は男性がピアノを弾いて、女性がそれに合わせて歌を歌っていました。とっても素敵!!くぅ、私も人様に聞かせられる程度のピアノが弾けたなら。小学生の頃、3年でピアノをやめたのが悔やまれる。「もしも〜ピアノが〜ひけ〜たなら〜」を知らないうちに口ずさんでましたよ。

でも、前回ナントの駅を利用した際、なんともたどたどしい「エリーゼのために」が聴こえてきました。ファンキーな格好をした若いお兄さん。下手、上手い関係なく、ピアノがあり、鍵盤を叩いて音を出してみる・・・そんな音楽への自然なアプローチがとても心地良く感じました。さすがはフランス、本当に粋な計らいですよね。

Youtubeにも色んな動画がアップされているのですが、プロのピアノや歌を聴けるうれしいハプニングもあるようです。楽しい!

Thomas Mignot
The voiceというオーディション番組の優勝者がサンラザール駅で熱唱。

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Arnaud Keller – Medley Piano(サンラザール駅)

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Les joueurs de piano(モンパルナス駅)

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