パリ在住の日本人イラストレーターMarine(マリン)さんが毎月トリコロル・パリに届けてくれる、街角のおしゃれなパリジェンヌを描いた素敵なイラスト。パリに暮らす女の子たちがどんなコーディネートをしているのか、今のパリの空気を感じさせてくれます。パリジェンヌならではのおしゃれテクを普段の着こなしに取り入れてみたり、「パリのお天気と服装カレンダー」とともにパリ旅行の荷づくりの参考にしてくださいね!
Marineさんプロフィール|marine-illustration.com|Instagram|パリジェンヌのInstagram
2025年7月 パリのメトロにて

© marine illustration
皆さん、お元気ですか?6月末から引き続き、7月頭も暑い日が続いていましたが、ほんのすこーし暑さが和らいで過ごしやすい日も増えています。一般家庭にはクーラーがないフランスですが、もはや毎年、猛暑!と叫ばれるようになった今、自宅へのクーラーの導入を真剣に考えなくては…と思っています。
さて、パリ在住日本人イラストレーターmarineさんから届いた7月のイラストは、みんな大好き!ギンガムチェックの着こなし。元々は、テーブルクロスやカーテンといったインテリアファブリックのイメージが強かったギンガムチェックを、ファッションアイテムとして流行させた立役者の一人が、あのブリジット・バルドー。自身の結婚式にヴィシー柄(フランス語でギンガムチェックのこと)のワンピースを作らせ、ウェディングドレス代わりに着たのがきっかけで、それ以来、ヴィシー柄がおしゃれアイテムのモチーフとして定着しました。
というわけで、パリジェンヌにとっても夏の着こなしに欠かせないギンガムチェック。marinさんがパリのメトロで見かけたこちらの女性は、胸ポケットと軽くウエストシェイプされたデザインのトップスが特徴的です。そして、白黒のギンガムチェックに合わせているのが、フューシャピンクのロングスカート!この組み合わせはなかなか思いつきませんが、ド定番のギンガムチェックのコーデが個性的なものになっています。
足元はサンダルではなく、あえてスニーカーで。この夏は、サンダルの代わりにスニーカーを合わせるパリジェンヌを良く見かけます。ボリューミーなスカートとのバランスを取るように、バッグもヘアもコンパクトにまとめています。トリコロールカラーで重ね付けしたシンプルなブレスもカラフルで夏らしくて可愛いです!
→2025年7月のパリのお天気と服装カレンダーはこちらから
→2010年から現在までのパリの過去の月別天気・気温・服装はこちらから
→今までのパリジェンヌの着こなしを全部見る!