パリ在住の日本人イラストレーターMarine(マリン)さんが毎月トリコロル・パリに届けてくれる、街角のおしゃれなパリジェンヌを描いた素敵なイラスト。パリに暮らす女の子たちがどんなコーディネートをしているのか、今のパリの空気を感じさせてくれます。パリジェンヌならではのおしゃれテクを普段の着こなしに取り入れてみたり、「パリのお天気と服装カレンダー」とともにパリ旅行の荷づくりの参考にしてくださいね!
Marineさんプロフィール|marine-illustration.com|Instagram|パリジェンヌのInstagram
2023年11月 オステルリッツ駅にて
![Parisienne_1123](https://tricolorparis.com/wp-content/uploads/2023/11/Parisienne_1123.jpg)
© marine illustration
皆さん、Comment ça va ? 恐ろしいことに、2023年も残すところあと2ヶ月弱。恐怖のスピードで1年が過ぎて行くのは私だけではないはず・・・。フランスは11月に入って雨の日が多く、特にブルターニュ周辺の地域では、暴風雨で道路や線路が遮断される悪天候に見舞われました。気温もぐんと下がり、コートはもちろん、朝晩は帽子やマフラーも必要なほど寒く感じます。家の中でもついにセーターを羽織ってます。これから年末のワクワクした雰囲気に包まれるパリやフランスの街。あっという間にクリスマス、年末が過ぎ2024年を迎えそうな気がします。
さて、パリ在住日本人イラストレーターmarineさんから届いた11月のイラストは、パリ左岸のセーヌ川沿いの国鉄駅、オステルリッツ駅で見かけたパリジェンヌ。なんと言ってもいちばん目を引くのが、ムートンっぽいベージュのスエードのアウターです。ボーイフレンド、というより小さい子がお父さんから借りてきたような、かなりオーバーサイズで渋めのジャケットコートで、さらにミモレ丈のスカートと合わせて、絶妙なダサカワ具合。
スカートは、グリーン地にブルーのフラワープリントの色合いがとっても素敵で、さらっとした素材もパリジェンヌらしいです。ブーツとバッグの小物類を茶色で統一、かつ、クラシックなデザインにすることで、子供っぽかったりカジュアルすぎない、ちょっとキレイめな印象を与えるオーバーサイズコーデですね。
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