2019年ミシュラン・フランス版速報!

今年もミシュランのレストランガイド(赤ミシュラン)が発売される季節がやってきました。1月25日(金)の発売を控えて、その概要が1月21日に発表されましたので、いち早くお届けしたいと思います。

今年も引き続き、新たに星を獲得した日本人シェフがたくさん!本場フランスで高く評価される日本人シェフの存在は本当に誇らしいですね。




★★★3ツ星
3ツ星レストランはフランス全国でわずか27店のみ。今年新たに3ツ星を獲得したのは2店でした。

1つめは、スイスにも近いサヴォワ地方アヌシーの「Clos des Sens
シェフはローラン・プチ。

2つめは、南仏マントンの「Mirazur
シェフはマウロ・コラグレコ。

3ツ星から2ツ星へ降格
一方、もともと長年3ツ星シェフで、大けがや火災など災難に見舞われながら一昨年復活し、さっそく3ツ星を獲得していたシェフ、マルク・ヴェラの「La Maison des Bois」はもう今年2ツ星に降格。

シェフのマルク・エベルランはポール・ボキューズの友人でもあり、50年以上にわたり3ツ星を維持してきたアルザスの名店「l’Auberge de l’Ill」もついに2ツ星に。

さらにパリ16区の名店「L’Astrance」(シェフ:パスカル・バルボ)の2ツ星降格も驚きのニュースでした。




★★2ツ星
2ツ星の合計85店のうち、新たに2ツ星を獲得したお店は5軒。

パリ:●「David Toutain
→トリコロル・パリの本『パリジェンヌのスタイルある暮らし』で紹介

パリ:●「La Scène au Prince de Galles

マルセイユ:●「AM

カンカル:●「Coquillage

モンリヴォー:●「La Maison d’à côté





★1ツ星
新たに1ツ星を獲得した75軒のうち10軒が日本人シェフでした。おめでとうございます!

パリ Paris
1区:La Poule au pot
2区:Accents Table Bourse(ロマン・マイ/杉山あゆみシェフ)
2区:ERH(北村啓太シェフ)
2区:Frenchie
2区:Racines
2区:Baieta
5区:Oka
5区:Sola(鍋多光介シェフ)
6区:Yoshinori(守江慶智シェフ)
7区:Tomy & Co
8区:L’Abysse au pavillon Ledoyen
9区:La Condesa
9区:Louis
9区:NESO
10区:Abri(沖山克明シェフ)
11区:Automne(秋重信行シェフ)
12区:Virtus(マルセロ・ディ・ジャコモ/神崎千帆シェフ)
15区: Pilgrim(西英樹シェフ)

地方で日本人シェフが1ツ星を獲得したレストラン
ディジョン:L’Aspérule(木村圭吾シェフ)
リヨン:La Sommelière(菊池たかふみシェフ)

毎年同じことを感じるのですが、星を獲得すること、そして、毎年星を維持することの難しさは私たちが想像する以上です。厳しい世界で闘い続けているシェフたちを陰ながら応援し続けていきたいと思います!

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