〈Du pain et des idées〉芳醇なバターの香りで朝からシアワセ

常においしいパンを探し求めているパリジャンたちが、行列してでも買いたいパン屋さんといえばこちら!「デュ・パン・エ・デ・ジデ(Du pain et des idées)」。舌を噛んじゃいそうなややこしい名前ですが、直訳すると「パンとアイデア」という感じでしょうか。




サン・マルタン運河からほど近いところに佇むこのパン屋さんは、スーツの生活から一転、パン職人となった異色の経歴の持ち主であるクリストフ・ヴァスールさんがオープンしたお店。オーガニックの小麦粉や良質なバター、新鮮な卵など、こだわりの原材料を用い、できる限り手作業で丁寧にパンを作るブランジュリーの伝統を今も大事に守り続ける名店です。なかでもフランス西部パンプリーで生産される風味豊かなバターを惜しみなく使い、じっくり発酵させ、石床式オーブンでこんがり焼かれるヴィエノワズリーはぜひ一度食べてみてほしい逸品。




120年前のブランジュリーを当時のまま保存した美しいファサードが目印。どこからともなく漂う香ばしく甘い香りに惹きつけられ、朝から晩までお客さんがひっきりなしにやってきて、お店の外はいつも行列が。とはいえ、テキパキと働くマダム達のおかげで、長い行列もどんどん進みます。

店の外にはちょっとしたテーブル席があり、コーヒーも一緒に買えるので、焼きたてパンをその場で頬張る人たちもたくさん。天気の良い日はパリパリのクロワッサンやショソン・オ・ポムを買って、近くのサンマルタン運河沿いで朝ごはんを味わうのもパリを満喫する最高の楽しみ方!

最高級の材料を選び、エクレアなどのパティスリーは一切作らないというところにもクリストフさんのこだわりを感じます。伝統製法に従い、時間をかけて作られるおいしさは、何ものにも代えがたい至福のひとときを与えてくれます。




名物パンのひとつ、クロワッサン生地にラムレーズンやプラリネを加えたエスカルゴ(カタツムリという愛称)もクセになるおいしさ。芳醇なバターの香りとパリッパリのパイ生地は、ぜひ一度味わってほしいもの。季節ごとに変わる旬の果物を使った薄いタルトも最高です。

ちなみに、東京の人気ブランジュリー「Rituel(リチュエル)」は、クリストフ・ヴァスールさんがプロデュースするヴィエノワズリーの専門店。今すぐパリに来れない・・・という人は、東京のリチュエルでオーガニックのおいしいパンを味わってみてください!


INFORMATION

Du Pain et des Idées - デュ・パン・エ・デ・ジデ

住所パリの地区マップ
34 rue Yves Toudic 75010 (地区:レピュブリック・サンマルタン運河 )
TEL
01 42 40 44 52
最寄り駅メトロ路線図
Jacques Bonsergent 5番線、République 3、5、8、9、11番線
営業日
月〜金 6:45-19:30
定休日
土、日、7月末〜8月末
カード
Visa, Master(15€〜)
http://www.dupainetdesidees.com
他店舗
なし
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