「フジタ、狂乱の時代に描く」展

フランスと繋がりが深い画家、藤田嗣治の没後50周年、そして、日仏交流160周年を記念する展覧会が、マイヨール美術館で開催されます。




1913年に渡仏し、パリ狂乱の時代に寵児としてもてはやされた日本人画家・藤田嗣治。モディリアーニやピカソなど、エコール・ド・パリの画家たちと交流し、その当時、フランスで最も有名な日本人のひとりに数えられる人物でした。第二次大戦中に日本に帰国しましたが、戦後パリに戻りフランスに帰化した彼は、晩年をランスで静かに過ごし、二度と日本に戻ることはありませんでした。

この展覧会では、フジタが1913年から1931年のモンパルナス時代に手がけた100点もの作品を一挙に展示する、これまでにない規模の回顧展となっています。フジタとフランスといえば、晩年に手がけたランスのフジタ礼拝堂が有名ですが、この展覧会では、まさにパリ狂乱の時代に生きた、若き日の生き生きとした藤田嗣治が蘇ります。






INFORMATION

「フジタ、狂乱の時代に描く」展 / Foujita, peindre dans les années folles

場所
マイヨール美術館
期間
2018年3月7日〜7月15日
開館日
毎日 10:30〜18:30(金〜20:30)
休館日
無休
住所パリの地区マップ
61 rue de Grenelle 75007
最寄り駅メトロ路線図
Rue du Bac 12番線
料金
13€、割引11€、6歳以下無料
パリ・ミュージアム・パス

http://museemaillol.com/en/node/1968
No Comments Yet

Comments are closed