先日パリに出かけたときに、買って来たジャム!「ラ・シャンブル・オ・コンフィチュール La chambre aux confitures」、日本語に訳すと「ジャムの部屋」という名前のこのお店は、今、パリで人気のジャム専門店。2011年9月にモンマルトルのMartyrs通りにお店をオープン。それから間もなくして、マレ地区のVieille du Temple通りに2店舗目も誕生しました。(『かんたんパリ歩き』のP90でも紹介しているのでぜひご覧ください!)
今回私が行ったのはマレのお店。モンマルトルよりもこぢんまりしていますが、壁一面にずらりと並ぶジャムの瓶が、美しいインテリア代わりに。いろんな味を小さなスプーンで味見させてもらいながら、悩みに悩んで選んだのは、レモンとオレンジのジャム(7.5€)。レモンジャムと言うと、卵の入ったとろりとしたレモンカードが一般的なので、酸っぱいレモン果実を感じられるタイプはちょっと珍しいかな、と思い決めました。ツイッターで、パッションフルーツとバナナ、ルバーブをミックスしたジャムもおいしいと聞いたので、次回はぜひ、と意気込んでます。フランス各地の10人の職人さんが作るジャムは、素朴だけど個性的な味わいでおいしいです。
そしてなんと言っても、ラベルがかわいいんですよね。アンティークのレース編みを思わせるようなモチーフが、本当にかわいい。よーく見ると、ジャムによってパターンも少しずつ違うので、ラベル目当てにいろいろ集めたくなっちゃいます。
マレのお店には、日本語を少し話せる店員さんがいらっしゃるので、心強いですよ。たくさん味見をして、好みのジャムを見つけてください。
そして、2月2日はシャンドラーの日。フランスでは家庭でクレープを焼いて食べる習慣があって、左手に金貨、右手にフライパンを持ち、片手で上手にクレープをくるりと返せたら、幸福が訪れるという言い習わしもあるんです。片手でクレープをひっくり返す勇気のない私は、あくまでもフツーに焼きました(笑)
・・・で、ここで新しいジャムを使おう!と思ったものの、冷蔵庫にはすでに開いているジャムがたくさん。普段はスーパーで買えるボンヌ・ママンがお気に入り。ルバーブとイチゴの2つがすでにオープン。ほかにも、大晦日のパーティーで、フォアグラと一緒に食べようと買ったイチジクのジャム。さすがにもうそろそろ食べきらなくては。そして、お友達にもらった手作りのリンゴのジュレ。さすがに5つ目のジャムは必要ないよね(笑)と思って、結局、ラ・シャンブル・オ・コンフィチュールのレモン&オレンジジャムは、またいつかの楽しみに取っておくことにしました。早く開けたいな〜。
SHOP INFO
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La Chambre aux confitures
9 rue des Martyrs 75009 Paris
60 rue Vieille du Temple 75004 Paris
http://lachambreauxconfitures.com
☆『かんたんパリ歩き』ではP90に載っています。