スイス出身で、フランスで活躍した近代建築の巨匠のひとり、ル・コルビュジエ。今年は1965年に彼が亡くなってから50周年ということで、ポンピドゥー・センターでル・コルビュジエの回顧展が始まりました。数多くの建築に関する展示のほか、彼自身が手がけた貴重なデッサン、絵画、模型、写真など300点が一堂に会し、ル・コルビュジエの建築がいかにして生まれていったのかを理解できる内容になっています。
パリ国際大学都市にあるブラジル学生会館やパリ郊外のサヴォワ邸、ロンシャンの礼拝堂、マルセイユのユニテ・ダビタシオンなどフランスには彼が設計した建築が数多く残っているため、ル・コルビュジエの建築めぐりの旅をした方、したいと思っている方も多いかと思います。建築に興味のある方にはぜひ訪れてほしい興味深い展覧会です!
ちなみに、日本では「ル・コルビジェ」と言う人が多いような気がしますが、「ル・コルビュジエ」という発音が正しいのです。さらにもっと正確には、「ル・コルビュズィエ」ですね…
INFORMATION
「ル・コルビュジエ」展 / Le Corbusier
場所ポンピドゥー・センター
期間
2015年4月29日〜8月3日
開館日
月、水〜日 11:00〜21:00
休館日
火、5月1日
住所 →パリの地区マップ
Place Georges Pompidou 75004
最寄り駅 →メトロ路線図
Rambuteau 11番線 徒歩1分
料金
14€、割引11€
パリ・ミュージアム・パス
→https://www.centrepompidou.fr/cpv/ressource.action?param.id=FR_R-4db6946e85e36d2f59263e519c45e65¶m.idSource=FR_E-4db6946e85e36d2f59263e519c45e65