パリに日本人シェフとして初めてイタリアンレストラン「L’Inconnu ランコニュ」をオープン。→トリコロル・パリの「L’Inconnu」グルメレポート
フランスの料理専門雑誌「Le Chef」から2015〜2016年にオープンしたレストランを対象とした新人賞を授与されるなど、大活躍の檜垣浩二シェフがこっそり教えてくれるイタリアンのレシピです。日本でも買える材料で簡単に作れるのに、まるでレストランのような一品に!ぜひ試してみてくださいね。
6回目は、赤ワインの風味豊かな牛肉のソースをかけた、栗の甘みとチーズたっぷりの濃厚な味わいのリゾット!寒い季節にぴったりの、お腹も心もあったまる1品です。
準備時間 20分/加熱時間 1時間30分
材料(4人分)
●牛肉の赤ワインソース
*牛挽き肉・・・200g
*玉ねぎ・・・80g
*人参・・・40g
*セロリ・・・40g
*マッシュルーム・・・40g
*赤ワイン・・・300ml
*チキンブイヨン・・・400ml
*ホールトマト・・・80g
*オリーブオイル・・・適量
●リゾット
*リゾット用のお米・・・200g
*チキンブイヨン・・・600ml
(薄めのもの)
*ゆで栗・・・12個
*パルメザンチーズ・・・30g
*バター・・・10g
*玉ねぎ・・・60g
*パセリ・・・適量
*塩・・・適量
作り方
牛肉の赤ワインソース
[1]牛挽き肉をフライパンで色づくまで炒めます。
(その際にあまり混ぜすぎると、肉から水分が出て色づきが悪いので、しばらくいじらずに、焼き色がついたら少しづつほぐしましょう)
[2]別の鍋にみじん切りにした玉ねぎ、人参、セロリ、マッシュルームを加え、オリーブオイルでしっかりと炒めます。
[3][2]に[1]の肉を入れ、ホールトマト、ブイヨンも加えて1時間じっくりと煮込みます。最後に、別の鍋で煮詰めた赤ワインを加えます。
リゾット
[4]鍋にみじん切りにした玉ねぎを加え、オリーブオイルで透明になるまで炒め、米を加えます。
[5][4]に小さく切った栗と温めたブイヨンを少しずつ足していき炊きます。およそ12〜15分程度で12~15分程度で炊き上がります。
[6][5]の米が炊き上がったら、火を止め、バター、パルメザンチーズを加えて混ぜ合わせ、皿に盛ります。
[7][3]の牛肉の赤ワインソースをかけ、すりおろしたパルメザンチーズとパセリを散らしたら出来上がりです。
リゾットにパルメザンチーズを加えるときは、必ず火を止めてから。
残ったビーフシチューを赤ワインソースの代わりに使っても美味しい。
Restaurant L’Inconnu
住所:4 rue Pierre Leroux 75007
電話:01 53 69 06 03
メトロ:Vaneau 10番線、Duroc 10、13番線
営業日:12:00〜14:00 / 19:30〜22:00
定休日:日曜夜、月、毎月第一日曜
http://restaurant-linconnu.fr
簡単なのにレストランみたいなイタリアンレシピ