本格フレンチを気軽に学ぼう！ギャラリー・ラファイエットで料理教室がスタート

オスマン通りのデパート、ギャラリー・ラファイエットでは、大人気のマカロン教室（→詳しくはこちら）に引き続き、料理教室「シェフの秘密」がスタートしました！

名門料理学校フェランディ（Ecole Ferrandi）とのコラボで、一流シェフからフレンチの代表的な料理の作り方を習える貴重なレッスン。料理は鴨のロースト・根菜の付け合わせ／ホタテ貝とバニラ風味のパースニップのムースのどちらかから選べます。（＊2022年9月現在は異なるメニューになっています。詳しくはギャラリー・ラファイエットの日本語サイトをご確認ください）作った料理はもちろんその場で美味しく食べるか、テイクアウトもできます。英語またはフランス語のみではありますが、親切なシェフが実演して見せてくれたり、見回りにきてアドバイスもくれるので安心。しかも、トリコロル・パリ読者の方は10％OFFで予約できますよ〜

というわけで実際に鴨のローストの教室を体験してきましたが、正直言って自分が作ったとは思えないほどレストランの味になりました❤️
このページの下のフォトレポートぜひご覧くださいね⬇

さあ、料理教室がスタート！

調理台にはこんなふうに必要な食材と道具がそろっています。今回は「鴨のロースト　根菜の付け合わせ」なので、2種類のニンジンとビーツ、そしてピュレにするためのバターナッツかぼちゃなどが並びます。

参加者はフェランディとギャラリー・ラファイエットのマークが刺繍された紺のタブリエ（エプロン）とコック帽を身につけて、まずはニンジンの皮むきなど野菜の下準備からスタート。バターナッツかぼちゃとエシャロットは鍋でクリームと一緒に煮た後ミキサーにかけてなめらかなピュレにします。ビーツはそのまま塩とオイルをかけニンニク1かけと一緒にアルミホイルで包み、オーブンで加熱。すると、キッチンペーパーでこするだけで皮がむける〜

ついに主役の鴨の胸肉（マグレ）が登場！脂身の部分に丁寧に格子状の切れ目を入れていきます。あとでフライパンで焼くときにしっかり脂を出すための大切なステップ。お肉まで到達しないギリギリのところでやめるのが難しい！

ついに鴨肉をフライパンでじっくり焼き始めます。隣のフライパンではニンジンのグラッセ。さらにもう一つの鍋では醤油とオイスターソースと蜂蜜のソースをビーツの角切りを入れて煮詰める！そろそろいい匂いが充満してきました。

脂身がこんがり香ばしく焼けた鴨肉…ああ美味しそう…あとは隣で煮詰めておいたソースをかけてオーブンへ。1分おきに（！）オーブンを開けてソースを肉にかけ続けます。

だいぶすっ飛ばしましたが、とうとう料理のすべての要素が完成。あとは盛り付けです。白いお皿にバターナッツかぼちゃのピュレを広げたら、その上に根菜を美しく並べます。脇に半分に切った鴨肉を置き、ビーツ入りのソースをかける。ちょうどいいロゼの焼き加減、そしてソースがつやつやとして食欲をそそりますね〜完成！！

できあがったら隣のダイニングスペースで、先生と参加者みんな一緒にそれぞれ自分の作った料理を食べます。その出来栄えは…先生の手元を見ながら真似をするのに精一杯だったわりに、予想以上の味でした！しかも、細かいテクニックやコツも教えてもらえたので「また家で作れるかも」という気持ちにまでなりました。いやほんとに。

シェフが手書きで自分の名前を書いてくれた修了証、そしてレシピをもらって終了。さまざまな料理のテクニックとコツがギュッと詰まった2時間、そして最後には美味しいご馳走が待っている！なんて最高なのでしょう〜。

本格的な料理学校に通う時間はないけれど、本場のシェフのレッスンを気軽に受けてみたいという人にぜひおすすめしたい料理教室です！