サン・マルタン運河の水がなくなった!





サン・マルタン運河は、パリの東側、バスティーユからラ・ヴィレットまでを結ぶ全長4.5kmの運河です。フランス好きがまず思い出すのは映画『アメリ』のワンシーンでしょうか。ここ数年、周辺にはおしゃれなブティックやレストランが続々と登場し、より魅力的な地区となっています。

この運河の大規模な清掃・修復作業が、今年1月から4月にかけて行われることになり、現在、水が抜かれて底が見える状態になっています。このような作業が行われるのはおよそ15年おきだそうで(前回は2001年)、なかなか出会えない光景なのでさっそく見に行ってみました。

運河の底は、やはりドロドロで汚いですね…!スクーターや自転車、トイレ(!)まで、大きなゴミがところどころに見えます。ここに住んでいた魚たちはいったいどこにいったのかと心配になったのですが、上流に水を残し、そこに移動させたのだそうです。同時に、運河の生態系の調査も行われます。

清掃と修復の作業は4月初めには終わる予定で、また運河に水が流れます。それまでは運河の風景がちょっと汚くなりますが…(笑)しばらくの我慢ですね。




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