パリ7区にある「ランコニュ」は、日本人シェフが腕をふるうイタリアン・レストランとして、今パリで注目を集めるお店。檜垣シェフは、トリコロル・パリとのコラボ企画でも、日本で気軽に試せる素敵なレシピを紹介してくださっています→ レシピはこちらから。
先日、日本から姪っ子がパリに訪れた際、パリの最後の夜をおいしいディナーで締めくくりたい!ということで、ふたりで「ランコニュ」に行ってきました。レストランの詳しい紹介はこちらのページをご覧いただくとして、ここでは今回いただいた素晴らしいお料理の写真を愛でていただこうと思います。夜だったために、お皿の中の美しい色彩を正確に撮ることができなかったのが残念ですが、雰囲気だけでも伝わればうれしいです・・・
私たちがいただいたのはシェフのおまかせコース。まずはシャンパンと共にアミューズを。クリーミーなスープと蟹の身が入ったシュー、そしてカリカリの生地に包まれたアボカドペースト。見た目もかわいく、味も繊細!
前菜はどこからどう見てもラビオリ・・・と思いきや、うす〜くスライスしたカブをラビオリのパスタに見立てた一品。中には帆立のタルタルが包まれていました。ピリリっとした西洋ワサビも効いて美味。
魚料理はその絶妙な焼き加減に感動。ホロリとほどけるような白身に、キャラメリゼしたアンディーブ(チコリ)がぴったり。
次のお肉料理は驚くほど柔らかな仔牛肉!ヘーゼルナッツのソースがこれまたクリーミー&香ばしく思わずにっこりするおいしさです。
そして、今夜のパスタは手打ちフェットチーネ。鴨のラグーと和えているのが個性的でもちもちの食感がたまりません。サービスの方にお腹具合を聞かれましたが、「普通のサイズでお願いします!」と答えてしまった自分、ナイスジャッジ!ペロリと食べてしまいました(笑)
最後はとっても繊細なお味のデザート、リンゴのクランブル。薄く焼かれたメレンゲと芳醇なアールグレイの香りを放つ紅茶のアイスクリームが添えられ、素敵なディナーにふさわしい締めの一皿でした。
こちらはお料理とともに出されたパン!一人前の食パンのような形をしていますが、中にはダイス状にカットされたトピナンブール(菊芋)がゴロゴロ入ったふわふわ食感のパンでした。これ、また食べたい〜と思わせる記憶に残るおいしさでした。
お料理の素晴らしさはもちろんですが、サービスをしてくださった日本人スタッフの方々も優しく、気負うことなくリラックスしてディナーを楽しむことができました。間違いないイタリアンを食べたい!という方にぜひおすすめしたいレストランです。
→ レストラン「ランコニュ」の紹介ページ
→ パリの日本人シェフが教えてくれる簡単なのにレストランみたいなイタリアンレシピ