セーヌ河とリヴォリ通りを結ぶ通りに佇むヨーロッパ写真美術館は、1706年に建てられたかつての個人邸宅の一部を利用した写真専門の美術館。サン・ポール駅から近く、マレ散策の途中でも立ち寄りやすい、便利な場所にあります。
地下1階(フランス式。以下、階数は仏式)から3階までの各フロアは、主に企画展で構成され、フランスだけではなく、アメリカやエジプトなど世界各国で注目を浴びる写真家の作品を見ることができます。作風も様々で、ポートレートや風景写真の他にも、手で色を付けたものや、凹凸のあるものなど、アーティスティックな作品も並びます。多種多様なタイプの写真を一度に鑑賞することができ、日本ではあまり見る機会のない写真家の企画が多いのもパリならでは。新しい発見ができるかもしれません。
また、1階には小さいですがブティックがあり、企画展に関した本はもちろん、アンリ・カルティエ・ブレッソンやイジスなど、フランスを代表する巨匠の写真集も揃います。
ちなみに、入ってすぐのチケット売り場は、建物の中階に当たり、半階下がると0階、半階上がると1階、という構造。少し複雑ですが、階段など各所に企画展や写真家の展示場所が矢印で表示されているので、お目当ての企画展がある時は、壁の表示を目安に進むと良いでしょう。
なお、すぐそばにはトリコロル・パリのサイトで紹介している注目の若手シェフが腕を振るうビストロ、メトロポリタンがあるので、ぜひ寄ってみてくださいね!
INFORMATION
ヨーロッパ写真美術館 - Maison Européenne de la Photographie
住所 →パリの地区マップ5-7 rue de Fourcy 75004 (地区:マレ )
TEL
01 44 78 75 00
最寄り駅 →メトロ路線図
Saint Paul 1番線 徒歩1分
開館日
水〜日 11:00〜20:00(木〜22:00)
休館日
月、火、5/1
料金
10€、8〜25歳 6€、7歳以下無料
パリ・ミュージアム・パス
利用不可
→https://www.mep-fr.org/english/