〈12ヶ月のパリジェンヌ〉Novembre 2021


パリ在住の日本人イラストレーターMarine(マリン)さんが毎月トリコロル・パリに届けてくれる、街角のおしゃれなパリジェンヌを描いた素敵なイラスト。パリに暮らす女の子たちがどんなコーディネートをしているのか、今のパリの空気を感じさせてくれます。パリジェンヌならではのおしゃれテクを普段の着こなしに取り入れてみたり、「パリのお天気と服装カレンダー」とともにパリ旅行の荷づくりの参考にしてくださいね!

Marineさんプロフィールmarine-illustration.comInstagramパリジェンヌのInstagram




2021年11月 パリの街角にて

© marine illustration

Bonjour tout le monde ! Comment ça va ? いやぁ、11月に入ってさすがに寒くなってきましたね。特に朝晩の冷え込みがきつい・・・この季節になると、ユニクロのライトダウンを愛用しているパリジャン、パリジェンヌを多く見かけます。ユニクロがフランスに上陸して早15年(初店舗は2007年のラ・デファンスにあるショッピングモール)、地方都市にも次々と新店舗ができ、今やすっかりフランス人のワードローブになくてはならない存在になっています。無印良品やユニクロのおかげで、「手頃な価格なのに形もきれいで上質」というのがフランスにおける日本ブランドのイメージとして定着していて、ちょっと誇らしい気持ちになりますね。




さて、パリ在住日本人イラストレーターmarineさんから届いた11月のイラストは、Back to Basic!温故知新!とも言える、秋の定番中の定番スタイル。パリジェンヌの着こなしに欠かせないトレンチコートはもちろん、インナーは潔く黒一色で統一。ハイネックのトップスと細身のボトムスは、映画『パリの恋人』でオードリー・ヘップバーンが確立した一番シンプルで一番おしゃれな着こなしですね。

映画では白ソックスにローファー(確かTod’sのもの)を合わせていましたが、こちらのパリジェンヌはやっぱりバレエシューズ。少しヒールのあるものを合わせることでエレガントな雰囲気ををプラスしています。ヘアも、タートルネックとの相性を考えて、アップしたまとめ髪で顔まわりもすっきりとした印象に。シンプルなだけに、一歩間違えると「無頓着な人」になってしまいがちなコーディネートですが、アイテムひとつひとつを吟味して、ヘアとメイクでキリッと引き締めると、ヘップバーンのような小粋なスタイルに近づけそうです。

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パリジェンヌのおしゃれコーデいろいろ