2012年最優秀バゲット賞に輝いたのは・・・

毎年恒例になっているパリで一番おいしいバゲットを決めるコンテスト、バゲット大賞。今年は5月2日(水)に開催され、長さ55~65cm、重さは250~300gまでという厳しい規定をクリアした124本のバゲットたちが、優勝の座を狙って集まりました。



そんな激戦の中、最優秀バゲット賞を獲得したのは、18区モンマルトル界隈にあるSébastien Mauvieux(セバスチャン・モヴュー)氏のパン屋さん(住所は以下参照)。現在37歳のモヴュー氏は3年前に奥さまとともに現在のパン屋さんをオープンしました。一昨年優勝した「Grenier a pain」、昨年の「Au Levain d’Antan」に続き、またまた18区のパン屋さんが大賞に輝きました。モンマルトル界隈にいたっては、モヴュー氏で5人目の優勝者となります。審査員のひとりであるジャック・マビーユ氏曰く、モンマルトルの水質が良いのではないか?とのことですが、真相はいかに。
優勝者には4000ユーロの賞金と、今年度1年間、大統領が食すバゲットとしてエリゼ宮におさめる権利を獲得します。今週日曜日に行われるフランス大統領の決選投票の結果次第で、サルコジ現大統領が味わうのか、それともオランド新大統領が食すことになるのか・・・いずれにしても、パリでいちばんおいしいバゲットを毎日食べることができるなんて、大統領の特権ですね。
バゲット大賞の写真はこちら→

☆最優秀バゲット賞☆
Sébastien Mauvieux
159 rue Ordener 75018
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