2月14日のバレンタインの日はフランスでもSaint Valentin(サン・ヴァランタン)と呼んで老若男女問わず、愛する人や大切な人に花などの贈り物をしたり、ディナーを楽しんだりする日です。
パリ市にたくさんある電光掲示板に事前に募集した愛のメッセージを表示するバレンタインデーのイベントはすっかり毎年恒例になりました。2023年のメッセージもパリ市のサイトに掲載されていますので、いくつかご紹介したいと思います。今年もさすがフランス人!と言いたくなるようなロマンティックなフレーズが並びました。
ちなみに、フランス語の性質から、メッセージだけでは書いている人の性別がはっきりしない場合もあるので想像で翻訳している箇所もあります。また、バレンタインはすべての人にとっての愛のお祭り、ということで、もちろん、男性から男性、女性から女性へのメッセージもたくさんありました💕
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2023年バレンタインデーのメッセージ
「僕の美しいパリジェンヌ、君に会うためなら6階エレベーター無しのアパルトマンも苦にならないよ。」
「君は僕の太陽だ。たとえ君のギリシャ語の寝言のせいで夜中に起こされても。愛してる。」
「76歳でやっと自分にぴったりな人を見つけるなんて、本当に幸せ!みんなに同じような幸せが訪れますように…できればもう少しだけ早く。」
「美しい人、レピュブリックやバスティーユ、そしてオステルリッツまで掲示される僕の愛を見てくれ。ヘルメットをしっかりかぶって、早く帰っておいで!愛してる。」
「私のトゥールーズ男子、ええわかってる、ここはヴェルサイユではないけれど…あなたに愛していると伝えるために、私の心は一晩中光り輝いているの。あなたのパリジェンヌより。」
「君のその笑顔は、凱旋門を振り返らせるくらいのパワーがあるよ。」
「好きにならずにいられない。あなたの声はエルヴィスの声ではないけど、それでも私の心に歌をくれる。愛してる。」
「私のお気に入りの同僚のあなたへ。思いがけず、でも明らかに、生まれ始めているこの恋。あなたの言葉や、あなたの肌が、私の人生を変えてしまった。」
「ねえ、2年前の今日のこと覚えてる?私、あの日あなたに、『こういう愛のメッセージ書くのってダサいよね』って言ったでしょ。でもやっちゃったわ。」
「はちゃめちゃなときもあるけど、とっても面白くて、最高のママン。世界中のハートをママンへ。大好きだよ。」
「キラキラ光るブルーベリー、一杯のカモミールティー、バニラの香り、輝く君の笑顔。穏やかな君との暮らし。」