〈12ヶ月のパリジェンヌ〉Mai 2021


パリ在住の日本人イラストレーターMarine(マリン)さんが毎月トリコロル・パリに届けてくれる、街角のおしゃれなパリジェンヌを描いた素敵なイラスト。パリに暮らす女の子たちがどんなコーディネートをしているのか、今のパリの空気を感じさせてくれます。パリジェンヌならではのおしゃれテクを普段の着こなしに取り入れてみたり、「パリのお天気と服装カレンダー」とともにパリ旅行の荷づくりの参考にしてくださいね!

Marineさんプロフィールmarine-illustration.comInstagramパリジェンヌのInstagram




2021年5月 パニエを持ったパリジェンヌ

© marine illustration

皆さん、いかがお過ごしですか?5月になり、気温も徐々に上がってきたとはいえ、まだまだ風も冷たく肌寒い日が多いパリ。ブルゾンや薄手のコートを仕舞うタイミングが見つかりません・・・4月頭に再開したロックダウンの制限が段階を追って5月3日から緩められることになりました。遠隔授業だった学校も登校スタイルに戻り、5月19日からは待ちに待った飲食店のテラス席のオープン、必需品以外を販売するお店や美術館、劇場、映画館も再開する予定です。詳しくはこちらのページをご覧ください。初夏の陽気と相まって、気分的にも晴れ晴れとした日々を過ごせそうです。とはいえまだまだ、気を引き締めながら生活していかないといけないですね。




さて、パリ在住日本人イラストレーターmarineさんから届いた5月のイラストは、サロペットを着こなすパリジェンヌ。偶然にも、去年5月のイラストもサロペット姿の女の子でした!いわゆるオーバーオールのことですが、フランス語ではサロペット(Salopette)と呼びます。メンズライクなものから細身のものまで、色々なサロペットが登場していて、パンツスタイルのひとつとして今やすっかり定着しましたね。

イラストのパリジェンヌが着ているような、軽い素材でステッチやウエスト周りに飾りがないものは、普段の街着として馴染みやすく、重宝するデザイン。レディスのサロペットは裾がテーパードした細身のものが多いですが、幅太&丈短めのシルエットも女性らしくて素敵です。少し甘めのブラウスを合わせて、さらに柔らかい印象をプラスしていますが、足元は、今年また流行の兆しを見せるサボを素足で履いて、フェミニンになりすぎない工夫もさすがです。頭のてっぺんの位置に作ったお団子ヘアと赤いリップで、ザ・パリジェンヌの着こなしが完成!ワインボトルや野菜が顔をのぞかせるパニエまでおしゃれに見えますよね。

→2021年5月のパリのお天気と服装カレンダーはこちらから
→2010年から現在までのパリの過去の月別天気・気温・服装はこちらから
→今までのパリジェンヌの着こなしを全部見る!

♡ 参考にしたい ♡
パリジェンヌのおしゃれコーデいろいろ

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