第1弾にひきつづき、今年のフランスのビュッシュ・ド・ノエルを紹介しましょう。まだまだ人気パティシエの個性派ビュッシュがたくさん!
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今年のダロワイヨは白を基調とした美しいビュッシュ。12月11日〜。
・Bûche blanche comme Neige 38€(4人分)、57€(6人分)、76€(8人分)、95€(10人分)
雪のように白いビュッシュという名前のこのケーキは、マダガスカル産バニラとラムの香りを加えたやわらかなマロンがベース。
・Bûche de Noël Blancs & Merveilles 110€(6人分)
木のように並んだ白い焼きメレンゲがとてもかわいいビュッシュ。中はマカロンとグリルしたヘーゼルナッツをベースに、柑橘の香りをまとったミルクチョコレートのムースとベルガモットのコンポート。
☆ La Pâtisserie by Cyril Lignac
テレビで活躍する人気シェフ、シリル・リニャックのパティスリー店。シェフ・パティシエのブノワ・クヴロンが手がけるビュッシュは12月13日から発売。
・La bûche 2013 70€(8〜10人分)
まるで山のようなビュッシュ。塩の花とキャラメリゼしたホワイトチョコレートのクリームとガナッシュを、なめらかなショコラで包み、その上にチョコレートのプレートとドライフルーツを飾ったケーキ。
・Boule de Noël Rouge 95€(8〜10人分)
こちらはツリーに飾るオーナメントをかたどった大きな球形のケーキ。ブルボン・バニラのガナッシュとコンフィした栗のクリーム、プラリネのサクサクしたビスキュイを、赤いショコラ・ノワールで丸く包み込んだオリジナルなビュッシュ。
→ La Pâtisserie by Cyril Lignac ラ・パティスリー・バイ・シリル・リニャック
[divider] [/divider]☆ Arnaud Larher
モンマルトルの1店舗目に続き、今年2店舗目をサンジェルマン界隈にオープンさせたアルノー・ラエール。La Bûche des grands chefs(グラン・シェフのビュッシュ)は、パッションフルーツの鮮やかなグラサージュが特徴的。王冠に似たショコラや森をイメージした焼きメレンゲもとても華やか。12月10日〜。64€(6〜8人分)
昨年発売した『曜日別&地区別 かんたんパリ歩き』でも大きく紹介したカフェ・ブーシキンは、オペラ座界隈のデパート、プランタンの1階にあるサロン・ド・テ。ロシアとフランスが融合したパティスリーは他では味わえないおいしさです。
・クリスマスプレゼントのビュッシュ 115€(6人分)
子供だけでなく、思わず大人も大喜びしそうなプレゼントの形をしたビュッシュ。中の雪だるまや靴下はすべて食べられます。
・オルセー美術館コラボ・ビュッシュ 140€(8人分)
オルセーが所蔵する印象派たちの絵画にインスピレーションを受けた、パステルカラーの美しいビュッシュ。
老舗ショコラティエのラ・メゾン・デュ・ショコラは、もちろんチョコレートムースをベースにしたビュッシュ。軽やかなシャンパンの味わいと、フランベした洋梨の角切りのジュレ、それにサバイヨンをプラス。躍動的なトナカイも素敵。Bûche Conte de Noël 120€(6〜8人分)、12月21日〜
→ La Maison du Chocolat ラ・メゾン・デュ・ショコラ
[divider] [/divider]今年のビュッシュの中でも特に目を引くラデュレのビュッシュは、子供の頃を思い出させてくれるような、かわいらしい赤いブーツが並びます。シェフ・パティシエのヴァンサン・ルマンが手がけ、ココナッツのビスキュイ・ダコワーズ、カライブ・ショコラのムース、パッションフルーツのクリームが調和した軽やかな味わい。Bûche de Noël Petits Souliers 92€(6人分)、12月16日〜。
[divider] [/divider]☆ Jean-Paul Hévin
エヴァンのビュッシュはザ・チョコレート!左から時計回りで。
・La Best of Paris 35€(4〜6人分)、45€(6〜8人分)、56€(8〜10人分)
サクレクール、凱旋門、そしてエッフェル塔!パリのモニュメントをかたどった楽しいビュッシュ。パリのパヴェ(石畳)をイメージさせるプリントのチョコレートも面白い。
・La Bûche Best of Passion 56€(6〜8人分)
アーモンドのビスキュイにペッパーをきかせたパッションフルーツのジュレのビュッシュ。
・La Bûche Best of JPH 39€(4〜6人分)、51€(6〜8人分)
板チョコを思わせるあるようでなかったビュッシュ。チョコレートのビスキュイにクレームブリュレとビターチョコのムース。
→ Jean-Paul Hévin ジャン=ポール・エヴァン
[divider] [/divider]☆ Pain de Sucre
先日サイトで紹介したばかりのパン・ド・シュークルは、フルーツと花をあしらったこのお店らしい色鮮やかなビュッシュ。レモンのダコワーズにレモン&ライムのクリーム、ココナッツのふんわりムーズ。Bûche Zphyr 34〜76€(4、6、8、10人分)
新刊『曜日別&地区別 かんたんパリ歩き 近郊の街&日帰り旅行』でもエッフェル塔界隈のお店を紹介しているプラリュ。カカオ含有量75%のマダガスカル産チョコレートに、マダガスカル産の珍しいペッパーを使ったちょっぴりスパイシーなビュッシュ。La Bûche de François Pralus 2013 19.2€(4人分)、28.8€(6人分)、38.4€(8人分)、12月23日〜。
[divider] [/divider]☆ A la Mère de la Famille
パリでいちばん古いショコラティエ、ア・ラ・メール・ドゥ・ラ・ファミーユ。ヴェネズエラ、ペルー、マダガスカルと3つの異なる国のショコラを積み上げた、1つで3度おいしいチョコレートのアイスケーキ。Bûche Origines 45€(6〜8人分)
→ A la Mère de la Famille ア・ラ・メール・ドゥ・ラ・ファミーユ
[divider] [/divider]☆ Vincent Guerlais
サロン・デュ・ショコラで5年連続賞に輝いたナントのショコラティエ、ヴァンサン・ゲルレ。新刊『曜日別&地区別 かんたんパリ歩き 近郊の街&日帰り旅行』のナントのページでも紹介しているのでぜひチェックを。
・Les 7 péchés capitaux pâtissés 22€(3〜4人分)、30€(5〜6人分)、39€(7〜8人分)
「7つの大罪」をモチーフにした7種類の異なるビュッシュ。
・La bûche péché originel 39€(6人分)
「7つの大罪」と対を成すケーキ。ビュッシュを飾る林檎は軽やかなチョコレートムースとブラックベリーのソースでできています。
みんな大好き、フランスのスーパー「モノプリ」のビュッシュ。プチプライスなのが良いですね。左から時計回りで。
・Bûche glacée La gourmandise noisette 11.39€(6〜8人分)
ヘーゼルナッツとバニラのアイスクリームに、キャラメリゼしたアーモンドクラッシュを混ぜ込んだアイスケーキ。
・Bûche pétillante au caramel 15.58€(6〜8人分)
キャラメルソースが真ん中にたっぷり入ったチョコレートのビュッシュ。
・Bûche glacée La gourmandise vanille 11.39€(6〜8人分)
バニラとキャラメルのアイスクリームが焼きメレンゲとアーモンドのビスキュイの上にのった白いアイスケーキ。
→ 2010年のビュッシュ・ド・ノエル特集
→ ノエルにまつわるフランスゴログ