〈フランスゴログ〉年賀状・あけましておめでとう

|FRANÇAIS| Carte de voeux カルトゥ ドゥ ヴー

|JAPONAIS| 年賀状

|FRANÇAIS| Bonne année ボナネ(ボナネー)

|JAPONAIS| 明けましておめでとう





|DÉFINITION| 
メールやスマホの普及で、もうここ10年近く、年々手書きする機会が減っている…そんな状況はたぶん日本でもフランスでも同じではありますが、やっぱり年賀状だけは送る、という人も多いかと思います。フランスはカトリック信者の多い国なので、いわゆるクリスマスカードを送るのがメインなのかと思いきや、クリスマスを祝うだけでなく、新しく訪れる年の幸せを祈る、いわゆる年賀状としてカードを送るほうがメジャーで、クリスマスカード(carte de Noël)という言葉自体、普段あまり耳にしないと言っても過言ではありません。ちなみにフランスでは、年賀状はだいたい1月中に届けばOK、というかなりゆるい習慣です。

carte de voeuxの「voeux」は、英語で言うところの「wishes」、幸福や健康や成功を祈る、という意味の単語です。年賀状に書く、超・定番のフレーズはやはり、「Meilleurs voeux」=「Best wishes」

そして、「明けましておめでとう」に当たるのが「Bonne année」。直訳すると「良い年」。ボンヌ・アネを続けて発音するので、聞こえ方は「ボナネ」となります。年賀状やカードに書く場合もありますが、どちらかと言うと直接人に言葉を掛ける際に使われます。毎年恒例、12月31日の大晦日に、パリのシャンゼリゼ大通りで新年へのカウントダウンが行われますが、12時をまわり1月1日になった瞬間に、みんな「ボナネ〜」と声を掛け合います。

というわけで、トリコロル・パリ読者の皆さんへも…
Meilleurs voeux pour la nouvelle année !

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