フランスのおしごとABC〈Xylophoniste〉

フランスのおしごとABC
par ドミニク・ル・バグス

フランス人イラストレーター、ドミニク・ル・バグスさんが描くクマさんと一緒に、フランス語の職業の名前を勉強しましょう!


男性形:un xylophoniste / le xylophoniste
女性形:une xylophoniste / la xylophoniste




前回のWから始まる職業の紹介で、フランス語辞書『ロベール』の「W」の項目がわずか2ページしかないとお話ししましたが、今回の「X」はそれよりもさらに少ない、たったの1/3ページだけ!そんな数少ない言葉の中から、さらに職業名を探すのは至難の技でした。

「Xylophoniste(クシロフォニストまたはグジロフォニスト)」は木琴、シロフォンを意味する「Xylophone(クシロフォンまたはグジロフォン)」奏者のこと。男性も女性も「-iste」のまま語尾は変わりません。普段の生活で頻繁に口にする言葉ではありませんが、知っておくといつか役立つかもしれません?!

ちなみに、楽器奏者の名前は「-iste」で終わるものがほとんどと覚えておくと良いでしょう。guitariste=ギタリスト、bassiste=ベーシスト、pianiste=ピアニスト、flûtiste=フルート奏者、clarinettiste=クラリネット奏者、trompettiste=トランペット奏者、hautboïste=オーボエ奏者、corniste=ホルン奏者、violoniste=バイオリン奏者、violiste=ビオラ奏者、violoncelliste=チェロ奏者、contrebassiste=コントラバス奏者、percussionniste=パーカッション奏者、saxophoniste=サックス奏者、accordéoniste=アコーディオン奏者と、ざっと思いつくだけでもこんなにあります。逆に、「-iste」の語尾を持たない楽器奏者を考えてみると、ぱっと思いつくのは「batteur(ドラム奏者)」くらいでしょうか・・・

 

『おしゃべりがはずむ フランスの魔法のフレーズ』
ドミニク・ル・バグス&トリコロル・パリ

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