フランスのおしごとABC〈Yaourtier〉

フランスのおしごとABC
par ドミニク・ル・バグス

フランス人イラストレーター、ドミニク・ル・バグスさんが描くクマさんと一緒に、フランス語の職業の名前を勉強しましょう!


男性形:un yaourtier / le yaourtier
女性形:une yaourtière / la yaourtière




「W」や「X」と同じく、「Y」から始まる言葉もかなり少ないなか、 フランスらしいこの「yaourtier(ヤウルチエ)」を選んでみました。「yaourt(ヨーグルト)」の末尾に「ier」をつけて「ヨーグルトを作る人」を意味します。酪農が盛んで乳製品が豊富なこの国には、牛乳はもちろんヤギ乳や羊乳で作られたものも含め、ありとあらゆるヨーグルトがあります。牛乳のものと区別するために、ヤギ乳のヨーグルトは「yaourt au lait de chèvre(ヤウルト・オ・レ・ドゥ・シェーヴル)」、羊乳のものは「yaourt au lait de brebis(ヤウルト・オ・レ・ドゥ・ブルビ)」と書かれています。ほかにも、「nature(ナチュール=プレーン)」や、様々なフルーツのフレーバーやソース入りのものなど、スーパーの冷蔵コーナーに並ぶヨーグルトの品揃えは圧巻です。朝食よりも、おやつの時間や食後のデザートとして楽しむ人が案外多いかもしれません。

1人分の小さいガラス容器入りヨーグルトが昔ながらのスタイルで、使い終わった容器を他の用途に使い回すのも家庭でよく見かける光景です。ちなみに家庭用のヨーグルトメーカーは女性形で「yaourtière(ヤウルチエール)」と呼ばれます。

 

『おしゃべりがはずむ フランスの魔法のフレーズ』
ドミニク・ル・バグス&トリコロル・パリ

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