〈フランスゴログ〉子年

|FRANÇAIS| Année du Rat アネ デュ ら

|JAPONAIS| 子年(ねどし・ねずみどし)

|EXEMPLE| 
Je suis né(e) l’année du Rat.
ジュ スュイ ネ ラネ デュ ら
私は子年生まれです。

|DÉFINITION| 
2020年の干支は「子」、ねずみです!フランス語では「Rat ら」。英語の「ラット」と同じ綴りですが、最後のtは発音しません。喉を鳴らすRの発音なのでちょっとハードル高めですが、「ハッ」と言うような感じに喉を鳴らすのを加えると、それっぽい発音になります。

Ratは少し大きめサイズのネズミで、いわゆるクマネズミ、ドブネズミと呼ばれる種類。小さいハツカネズミは「Souris(スり)」(英語だとマウスに当たる種類)と呼ばれ、干支を指すときには「Rat」の方が使われます。ちなみにコンピューターのマウスはフランス語で「Souris」です。→関連記事:フランス語で「クリックする」はなんて言う?




十二支はフランス語で「Astrologie chinoise」「Signe astrologique chinois」「Zodiaque chinois」などと呼ばれ比較的よく知られています。自分は何年生まれだと認識しているフランス人も案外多いので驚きます。フランス人にとって、この伝統は中国のもの。実際、起源は中国なので、日本との違いは一年の始まりが毎年1月末~2月初めにあたる旧正月(春節)だということです。つまり、日本で1月生まれの寅年さんは、フランスだと丑年さん扱いになる場合も。何どし生まれ、と言っていいのかちょっぴり迷うところです。十二支の呼び名、フランス語版は次のとおり。ちなみに、普通「ひつじ=Mouton(ムトン)」と考えがちですが、フランス語の場合は「山羊=Chèvre(シェーヴる)」となるので要注意です!他にも、私たち日本人が間違えやすいのが「いのしし年」。「Sanglier=いのしし」ではなく「Cochon=豚」を用います。




あとに来る動物の名前が男性名詞か女性名詞かで「du」か「de la」に変わります。
Année du 動物名(男性名詞のとき) アネ デュ
Année de la 動物名(女性名詞のとき) アネ ドゥ ラ

子 Année du Rat アネ デュ ラ → 解説
丑 Année du Boeuf アネ デュ ブフ
寅 Année du Tigre アネ デュ ティーグる→ 解説
卯 Année du Lapin アネ デュ ラパン
辰 Année du Dragon アネ デュ ドゥらゴン
巳 Année du Serpent アネ デュ セるポン
午 Année du Cheval アネ デュ シュヴァル → 解説
未 Année de la Chèvre アネ ドゥ ラ シェーヴる → 解説
申 Année du Singe アネ デュ サンジュ → 解説
酉 Année du Coq アネ デュ コック → 解説
戌 Année du Chien アネ デュ シアン
亥 Année du Cochon アネ デュ コション