パリのサロン・デュ・ショコラ 2021 Vol.2〈チョコレートのアート編〉

10月28日から11月1日まで開催された、パリのサロン・デュ・ショコラ(Salon du Chocolat)のルポ第2弾は、サロン・デュ・ショコラ名物のチョコレート・アート編。毎年大きなチョコレートの彫像やオブジェが話題になりますが、今年はどんな作品が登場したでしょうか?

★これまでのルポはこちらから
2019年 vol.12019年 vol.22019年 vol.32018年 vol.12018年 vol.22018年 vol.32017年 vol.12017年 vol.22017年 vol.32016年2015年2014年2013年
★2021年日本で開催されるサロン・デュ・ショコラ情報は、サロン・デュ・ショコラ日本公式サイトをチェック!




今年最も注目を集めていたのは、ピカソの「ゲルニカ」の実物大(3.49 m x 7.77 m)チョコレート絵画でしょう。バスク地方のショコラティエたちの作品です。

こちらは今年没後200年を迎えたナポレオン・ボナパルトを描いたチョコレートのレリーフ画。ジャン=ルイ・ダヴィッドによる『サン=ベルナール峠を越えるボナパルト』の一部で、ショコラティエでアーティストのジャン=リュック・ドゥクリュゾーが手がけました。横1.65m、縦1.10mで使われているブラックチョコレートはなんと130kg!

こちらはブルターニュのショコラティエ「Au Petit Prince(オ・プチ・プランス)」によるチョコレートのプーマ!

こちらはコートジボワールのブースにいたアフリカ象。サロン・デュ・ショコラにはカカオ原産国も数多く出展しています。

フランス南西の町ペリグーのショコラティエ「Joseph(ジョゼフ)」による野生のモルモット。可愛い♡

最後は青い海で群れを成して泳ぐチョコレートのエイたち…
第3弾はこれまた毎年恒例、有名パティシエたちのビュッシュ・ド・ノエル特集です。お楽しみに〜!

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