10月28日から11月1日まで開催された、パリのサロン・デュ・ショコラ(Salon du Chocolat)のルポ第2弾は、サロン・デュ・ショコラ名物のチョコレート・アート編。毎年大きなチョコレートの彫像やオブジェが話題になりますが、今年はどんな作品が登場したでしょうか?
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【2019年 vol.1・2019年 vol.2・2019年 vol.3・2018年 vol.1・2018年 vol.2・2018年 vol.3・2017年 vol.1・2017年 vol.2・2017年 vol.3・2016年・2015年・2014年・2013年】
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今年最も注目を集めていたのは、ピカソの「ゲルニカ」の実物大(3.49 m x 7.77 m)チョコレート絵画でしょう。バスク地方のショコラティエたちの作品です。
こちらは今年没後200年を迎えたナポレオン・ボナパルトを描いたチョコレートのレリーフ画。ジャン=ルイ・ダヴィッドによる『サン=ベルナール峠を越えるボナパルト』の一部で、ショコラティエでアーティストのジャン=リュック・ドゥクリュゾーが手がけました。横1.65m、縦1.10mで使われているブラックチョコレートはなんと130kg!
こちらはブルターニュのショコラティエ「Au Petit Prince(オ・プチ・プランス)」によるチョコレートのプーマ!
こちらはコートジボワールのブースにいたアフリカ象。サロン・デュ・ショコラにはカカオ原産国も数多く出展しています。
フランス南西の町ペリグーのショコラティエ「Joseph(ジョゼフ)」による野生のモルモット。可愛い♡
最後は青い海で群れを成して泳ぐチョコレートのエイたち…
第3弾はこれまた毎年恒例、有名パティシエたちのビュッシュ・ド・ノエル特集です。お楽しみに〜!