33. Fraise Tagada de HARIBO
ハリボーのタガダいちごキャンディ
キャンディやグミのことをまとめて「bonbon(ボンボン)」と呼びます。その代表格はドイツ生まれながらフランスでも昔から愛されている「HARIBO(ハリボー)」のグミ。クマやワニなどさまざまな形と色と味のグミがあり、子供はもちろん大人でもオフィスに常備している人も少なくありません。
個人的にはただ甘いだけのグミにはあまり興味はないのですが、例外的に、目の前にあるとつい食べてしまうのがこの、イチゴ味のキャンディ「タガダ」。
イチゴを模した、ころんとした形が可愛い「タガダ」はイチゴ味のマシュマロに砂糖をまぶしたもので、甘酸っぱさと、表面の砂糖のジャリっとした食感がやみつきになる味。なんと1969年に誕生し、フランスでは現在も最も良く売れているキャンディの1つです。商品名は「Tagada」ですが、親しみを込めて「Fraise Tagada(フレーズ・タガダ=イチゴのタガダ)」と呼ばれることが多いです。特徴的な濃いピンク色はもともと人工着色料を使っていたものの、2010年からはラディッシュやニンジンを使った天然着色料に切り替えられたそう。
どこのスーパーでも見つかってフランスで大人も子供も大好きなイチゴのタガダ。30gずつ小分けされたミニサイズや大きなボックス入りもあり、お土産にもぴったりですよ〜。
価格:120g 約1.9€
|HARIBO|
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フランスに星の数ほどあるおいしいものとかわいいものを、トリコロル・パリの目線でご紹介。パリに暮らす日本人イラストレーターmarineさんの手描きのイラストとともに、歴史のあるもの、職人さんが手作りするもの、フランス人なら誰もが知る庶民的なもの、今流行しているもの・・・など、フランスのあらゆるMerveille(素敵なもの)をお届けします。
⌘ イラストレーター
下山真鈴 Marine Shimoyama
東京生まれ、パリ在住。アパレルブランドのPRを経て、2006年に渡仏。パリでグラフィックアートを学んだのち、イラストレーターとして活動を開始。フランスと日本で、アパレル・コスメ関連のイラストや、雑誌やウェブサイトの挿絵などを手がける。パリの日常で見かけるおしゃれなパリジェンヌをイラストで紹介するブログ「パリウォッチ」をMadame Figaro Japonのウェブサイトで連載中。
|12ヶ月のパリジェンヌ||marine-illustration.com||Instagram|
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