パリのサロン・デュ・ショコラ 2024 ルポ Vol.1

毎年恒例、パリのサロン・デュ・ショコラ(Salon du Chocolat)が10月30日〜11月3日の5日間、開催されました!今年のテーマは「ショコラと時の流れ」。

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2023年 vol.12023年 vol.22023年 vol.32022年 vol.12022年 vol.22021年 vol.12021年 vol.22021年 vol.32021年 vol.42019年 vol.12019年 vol.22019年 vol.32018年 vol.12018年 vol.22018年 vol.32017年 vol.12017年 vol.22017年 vol.32016年2015年2014年2013年

2025年日本で開催されるサロン・デュ・ショコラ情報

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今年も会場はポルト・ド・ヴェルサイユの見本市会場。この夏はオリンピック&パラリンピックの会場だったところです。土日に行ったらものすごい人出で、パリのサロン・デュ・ショコラはただチョコレート通、グルメな人だけのためのイベントではなく、家族連れで来て楽しむ催しなのだと再確認。

今回はサウジアラビアがゲスト国で、今までのサロン・デュ・ショコラではあまりなかったアラビア感が新鮮。バラのつぼみやオリーブ、レモンなどの特産品も展示されていました。

このMIRRORSのように、サウジのショコラティエもいくつか出展。普段なかなか縁のない国のショコラティエに出会えるのもサロショの良いところ。色合いがいかにも中東っぽい!

ちなみにモロッコも気合の入った展示がありました!

 

Les Trois Chocolats

さて、ざざっと会場を見て回りましょう。まずはすっかりサロン・デュ・ショコラの常連さんとなった、佐野恵美子さん率いる「レ・トロワ・ショコラ」詣で。今年も柚子、わさび&マンゴー、黒糖&ピーカンナッツ、きなこのボンボン・ショコラが金賞を受賞!公式サイトInstagram

福岡県宗像市の中学生たちが、佐野さんの実家のお店でもある福岡・博多の老舗洋菓子店、チョコレートショップなどと連携して地元の食材を使って考案したという、宗像の四季を表現したショコラもサロン・デュ・ショコラでお目見え。春はほうれん草、夏は甘夏、秋はいちじく、冬はきなこ。

Atelier Pages

昨年初出展された日本人シェフの1ツ星レストラン Pages の姉妹店のショコラトリー「Atelier Pages アトリエ・パージュ」ボンボン・ショコラは可愛くて、抹茶、ラズベリー、ほうじ茶の板チョコは美しい…!公式サイトInstagram

Quatre Épice

静岡県富士市の洋菓子店「キャトル・エピス」。パッケージのレトロな感じのイラストが、フランスにはない感じ。公式サイトInstagram

AMEYA by Claire-Line

留学先の九州で飴細工の魅力にとりつかれ、職人さんの修業をしたというクレール=リーヌさんのお店。日本でもだんだん失われつつある伝統を受け継いだフランス人女性に、拍手…!公式サイトInstagram

Criollos

大西洋岸の町、ラ・ロッシェルのショコラティエ「クリオロス」。お向かいのイル・ド・レ(レ島)でとれる天然塩を使ったこの「パヴェ・ドゥ・ラ・ロッシェル」が美味しかった…公式サイトInstagram

Mazet

砕いたアーモンドにキャラメルをからめた「プラリーヌ」で有名なコンフィズリーの老舗「マゼ」もサロショの常連さん。アーモンドにチョコレートでコーティングさせるこの鍋も毎年恒例、良い匂い〜公式サイトInstagram

Karen Chocolat

リヨン北西の小さな町、リモネストにある「カレン・ショコラ」。敷地内にはチョコレートのアトリエだけでなく、プール&ハマム付きのシャンブル・ドット(民宿)も併設しているという面白いお店。公式サイトInstagram

Laurent Duchêne

これまたサロショ常連の「ローラン・デュシェーヌ」さん。チョコレートもさることながら、毎年、パティスリーが美味しそうすぎてついつい写真をいっぱい撮ってしまうのでした。公式サイトInstagram

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