〈フランスゴログ〉メーデー(5月1日)とスズラン

|FRANÇAIS| 
Le 1er(Premier) mai ル プるミエ メ
Muguet ミュゲ

|JAPONAIS| 
メーデー
スズラン




|DÉFINITION| 
5月1日はフランスの祝日。一般的にはメーデー=労働者の日として知られるこの日ですが、ヨーロッパではかつて夏の訪れを祝う日でもありました。5月1日をフランスで過ごしたことのある人はご存知かもしれませんが、この日、フランスでは大切な人にスズランを贈り、幸せを願うという習わしがあります。この日だけは誰でも自分の庭で摘んだスズランを自由に売ることが許されているため、街角に即席のスズラン売りが現れます。街中に白く可憐なスズランの花束があふれ、歩いているだけでも幸せを少しおすそ分けしてもらった気持ちになれます。
ちなみに、フランスでスズランの生産量の多くを占めるのが私(荻野)の暮らすナントという街。スズランの花を贈り合う習慣も30年代にナントが発祥と言われています(Wikipedia参照)。
5月1日はルーヴル美術館、オルセー美術館をはじめ多くの観光スポットが閉館しているので、出かける前にチェックしましょう。→ パリの観光スポットの休館日リスト