フランス人の食生活に関する数字いろいろ

突然ですが、フランス人の食生活に関する数字をいくつかご紹介します。

● 10人中8人が2人以上で夕食をとる。
→ おひとりさまで晩ごはんを食べる人の割合、少ないですね。

● 10人中8人が「自分で料理をする」と答えている。
→ ただし、どのレベルの料理ができるかというポイントは曖昧です…パスタを茹でてバターを絡めて終わり、なんていうのを料理にカウントしている人もいるかも…!?



● 73%の人が「リンゴのタルトを自分で作れる」と答えている。
→ 確かに、女性に限らず、男性の友人が作ってくれたリンゴのタルトも今までに何度も食べたことがあります。ただしタルト生地はスーパーで買ってくる場合がほとんど。

● フランス人が一日で食べるパンの量の平均は138グラム。
→ パンの消費量は年々減っているとは聞きますが、やはりフランス人にとっては大事な食べ物。

● フランスを象徴する食べ物を挙げてください、という質問への回答
1位:フォアグラ
2位:ポトフ
3位:ブランケット・ドゥ・ヴォー(仔牛のクリーム煮)
4位:カスレ(ソーセージや白いんげん豆の煮込み)

→ 1位のフォアグラ以外は「おふくろの味」的家庭料理ですね。

● 一番好きな料理を挙げてください、という質問への回答
1位:鴨のマグレのロースト
2位:ムール貝とフライドポテト
3位:クスクス

→ ちょっと意外な気もしますが、よく考えてみたら確かにフランス人は鴨好きかも…そして3位のクスクスはもともと北アフリカから伝わった料理ですが、すっかりフランスの国民食になりました。日本で言うところのカレー。

● 一日に食事にかける平均時間=2時間22分
→ この数字、かなり長いですよね。たとえ朝食・昼食は簡単に済ませても、夕食はゆっくり食べる、という人が多そうです。フランス人にとって、食事は大事なコミュニケーションの時間でもあるからです。

(9月20日付Direct Matinより)
No Comments Yet

Comments are closed