〈フランスゴログ〉相乗り

|FRANÇAIS| covoiturage コヴォワチュラージュ

|JAPONAIS| 相乗り

|EXEMPLE| 
A:Je ne sais pas comment aller au bureau à cause de la grève !
ジュ ヌ セ パ コマン アレ オ ブロ ア コーズ ドゥ ラ グれーヴ
ストのせいで、どうやって会社に行ったらいいかわからないよ!
B:Tiens, on va faire du covoiturage avec ma voiture !
チアン オン ヴァ フェー デュ コヴォワチュラージュ アヴェック マ ヴォワチュー!
そうだ、僕の車に相乗りして行こう!




|DÉFINITION| 
「2019年12月5日から始まったストライキが続行中、パリもメトロがほとんど動いておらず、通勤・通学に多大な影響が出ています…」と書いたのは去年の12月10日のことでした…あれから1ヶ月以上がたった現在も、ストライキは続いておりますよ〜。「超大変!」とか言ってる場合ではもうなく、なんとか朝晩だけ動いている電車やバスを駆使して、普段の何倍も歩いて、みんな学校や会社に通っています。

そんな中で、1台の車に複数人が相乗りする「covoiturage」という言葉もよく耳にするようになりました。たとえば同じ職場に通勤する同僚数人がそのうちの1人の車に相乗りすれば、ストで身動きのとれない人も救えるうえに環境に優しく、かつガソリン代の節約にもなるというわけです。普段はエコロジーの観点から語られることが多い「相乗り」も、ストライキのときは大事な交通手段のひとつになっています。

「covoiturage」という単語には「voiture(車)」という単語が見えるので意味が想像しやすいですよね。「voiturer(車で動かす)」という動詞の名詞形「voiturage」、それに「共に、共通の」という意味の接頭辞「co」がついています。

さーて、これから1ヶ月後にまだストが続いていたら、また関連する言葉を紹介することにしましょうかね。(いやーほんとにさすがにそろそろ終わらないかなぁ…と小声で)